茂木敏充の発言 (政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(茂木敏充君) まず、委員、グローバル・プログレッシブ・モービライゼーション、御参加をいただいたということなんですが、これスペインで開催されたということで、英語のプログレッシブとスペイン語のプログレッシブ、かなり意味が違っておりまして、かなり、スペイン語で言いますと、どちらかというと、革新的なというか非常に急進的なということがありまして、実はCPTPPつくりますときに、元々TPP11だったのを、カナダがCPという言葉を入れたいと。コンプリヘンシブ・アンド・プログレッシブ、このプログレッシブにスペイン語圏の国が、これだと非常に革新的というよりも左がかっていると、こういうことで反発を受けたのをよく覚えているところでありますけど。
 それはそれといたしまして、経済のグローバル化であったりとか加速度的な技術革新、こういったものが進む中で、議員が御指摘のように、多くの国におきまして、いわゆる内向き志向であったりとか国内格差の拡大の動きが見られると、これは事実であると、こんなふうに考えております。
 他方、私も、先ほど申し上げたように、TPP等の通商交渉を担当してまいりましたが、自由主義を促進する、このためには国内制度を変更しないといけない、こういう困難を伴うものであると考えております。実際に交渉をやっていても、やっぱり国内制度を守りたいという国はあるわけでありまして、それをどういった形でハイスタンダードのものに持っていくかということで非常に苦労した。ただ、結果的に考えますと、各国が必要な改革、これを進めることが自由経済、さらには、失礼しました、自国経済、さらには国際経済の発展に寄与することだと考えております。
 国際情勢、これが大きく変化する中で、自由貿易等の普遍的な価値を支える制度であったりとかルール、様々な困難若しくは課題に直面をしているところでありまして、そのため、自由で開かれた国際秩序及び自由貿易を維持するための取組、これは一層重要なものになっていると考えております。
 我が国としては、同志国であったり同盟国、こういった国と連携しながら、今後も法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持強化に努めていきたいと、こんなふうに考えているところであります。
 FOIPにおけます取組、これもその一つであると思っておりますし、日本が今様々展開をしております多国間の貿易ルール作り、こういったものもこういうものに含まれると考えておりまして、まさにそういった自由で開かれた国際ルールを作っていくと、こういったことで日本がこれからも主導的な役割果たしていければと、このように考えております。

発言情報

speech_id: 122115383X00320260508_019

発言者: 茂木敏充

日付: 2026-05-08

院: 参議院

会議名: 政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会