2026-05-22
参議院
山田太郎
政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会
山田太郎の発言 (政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会)
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○山田太郎君 私の方は、印象的だったというか、まず一つ、ミクロネシアでオオミネ小学校というのに行きましたが、これは何をやっているかと。小学校なんですけれども、タブレットを使って、まだ若いJICAの女子の隊員が一生懸命子供たちを教えているというのは大変印象的でありまして、やっぱり、簡単なように見えて、それは算数を教えているんですけど、算数のある程度の知識やあるいはタブレットの知識だったりとか、そもそも学校の枠組みでどうなのかというのは日本人の我々だと分かっているんですけど、やっぱりなかなかそういうのができていないところというのはあるんですよね。
そういったところに対する貢献というのがすごく、日本での体験を通じてしっかりそれがトランスファーされていくというのはすごく感じたところがありまして、簡単なように見えても、そういった我々自身背負って経験してきたことがそのまま人に対する支援にもつながるというようなことを見させていただきました。
それから、パラオのミューンズ学校の食堂も行ったんですが、これは何をやっていたかというと、食堂で栄養の話をやるんですね。というのは、とかくそういったところは砂糖を取り過ぎちゃったりとかすると。ちょっと私も人のこと言えないんですけど、肥満とかでやっぱりそういった病気にもなってしまうというところで、やっぱりそれは分からないんですよね。おいしいですからどんどん取っちゃうといったところもあって、そんなことも人の、本当に、日本だと、栄養だとかそういったことというのは基本的には小さいときから教えられていたりするから、自制したりとか、いろいろあると思うんですけど、そういったところを若いやっぱりJICAの隊員の子たちが一緒になって教えていたりもしました。
一方で、人がめちゃくちゃ大事だなと思わせていただいたのは、実はこれ、パラオの国立病院に行ったときなんですけれども、確かにお金としてはCTの機械だとかかなり立派な機械を入れているんですが、実はこれ、もう委員長の、団長の古川先生、まさに外科医でありまして、何ができないかというと、がんの手術ができませんと。だから、もうがんになっちゃうと、もうパラオですらいけないので、しようがない、多分、グアムか何かに移送していかないといけないということで、全く医師がいないというんですかね。古川団長が、じゃ、次、残って手術していくかというような議論していましたけど、やっぱりそういった本当に人じゃなきゃできない、お金が幾ら積まれたとしても、どんなに最新鋭の機械を入れたとしても、やっぱり人じゃなきゃできないというのは、本当にソフトパワーというか、ねばならぬということで、すごく、行くと気付かされるというんですかね。
ただ、我々からしてみると、全て当たり前にあるような、日本じゃ本当にそんな技術や知識は当たり前にあるようなものが、やっぱりそういう地域にしてみるととても貴重なものというんですかね、そういうふうに感じるところがありましたので、ソフトパワーはよく何か大上段に物すごく語られるケースもあるんですが、何げない日本の知識とか経験がそのまま生きるということがすごく多いんだなということは改めて感じました。