大木恒 に関する国会発言
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○説明員(大木恒君) 九月のガット総会におきまする会議では、日本が自由化いたしまする計画のスケジュールを出す、それがために残存輸入制限品目といたしまして鉛、亜鉛を入れておるということになっております。その後、各国との間にコンサルテーションがありまして、そして一品目ごとにきめていかれるという予定になっております。その間に、またいろいろ政府としての方針がきまると思いますが、当面は九月の自由化品目の自由化スケジュールをどういう格好で持っていく
○説明員(大木恒君) 鉛、亜鉛は三月には自由化しないような関税措置法案になっておりますが、これがいつまで自由化が延期できますか、この点はガットの関係がございまして、私は通商の関係のことはあまり詳しくはありませんが、私の聞いております範囲では、九月のガットの総会におきまして、自由化スケジュールを日本のほうから出すということを聞いておりますが、それによってわがほうから鉛、亜鉛の自由化スケジュールが出されると思います。ただ、そのあとにおいて各
○説明員(大木恒君) 離職者の数につきましては、私ども労働省のほうからもいろいろ情勢を伺っておりますが、昨年の初めから今日まで、約九千人の離職者が各鉱種にわたって出るわけでございまして、この三月の自由化に至りましてどのくらい出るかという点については、現在のところ確たる数字はつかんでおりません。しかし、われわれのほうの鉱業政策の基調は、一時に大量の離職者が出るというのを極力避けるために、事前にいろいろ手を打っているわけでございまして、九千
○説明員(大木恒君) 国内建値が問題でございまして、二十三万四、五千円で一次税率で入って参ります。これは現実にそうだと思います。これはタリフのワクに入れば入りますが、ワクに入らなければ入らないという格好になります。たとえば一万トンなら一万トンというものが入ってくるとして、それが二十三万四、五千円で入って参ると、国内建値がかりに二十七万円といたしますと、その差額があるわけでございまして、それを関連業界の協調のもとに山に還元するという格好に
○説明員(大木恒君) 私の御説明が省略いたした点がございますが、実はタリフ・クォーター制度をやりますと、かりに一次税率で無税で電気銅を入れた場合、これは二十三万四、五千円で入ってくると思います。国内の建値が現在二十八万円ですから、これは幾らか下がる、そうすると非常に安いものが需要者のところに渡るわけであります。その場合に、需要者のほうは、その安いものを買った一つのメリットをある程度山に還元してやろうじゃないかという話し合いが関連業界との
○説明員(大木恒君) 需給をはじきまして、不足分を輸入するという格好になりますが、その場合の不足量の算定は、四月以降の自由化価格という問題が当然出て参りまして、二十八万円で確保ができまする鉱山の分まではたして国内の生産世の中に入れていいかどうかという問題はもちろん残るわけであります。それが、かりに二十七万あるいは二十六万というふうに建値を下げざるを得ないというような場合の国内の生産力というものは、ある程度落ちて参ると思います。しかし、そ
○説明員(大木恒君) 銅は四月一日からタリフ・クォーター制度を採用する暫定関税措置法案が国会に提出されると思いますが、その場合に、一次税率はゼロでございまして、二次税率が三万円というタリフになっております。その場合に、日本の需給状況をはじきまして、外国からまあ電気銅を入れる必要がなければ、タリフの一次税率で入れるものがゼロでございますが、かりに日本の国産だけで間に合わない場合におきましては、最低必要量だけで入れて参ります。そうなりますと
○説明員(大木恒君) 鉱山局はILOと直接の関係はございませんが、実は、私個人のことを申し上げてたいへん恐縮でございますけれども、保安局の鉱山課長をやっておりましたころに、金属鉱山のILOの会議がございました。そこに出席したことがございまして、ILOの会議場に流れております雰囲気というものを私自身は十分承知いたしておるつもりでございます。ただ、最近の動きにつきましては、遺憾ながら存じておらないのでございます。
○説明員(大木恒君) 国内の地下資源の体質改善、あるいは新しい鉱床の探索、こういうことは、戦後の乱掘のあと、日本の鉱業会社が独自の力で現在の姿まで持ってきたことは事実でございます。その間、政府といたしましては、外国の製品の輸入の制限をしておりまして、いわゆるFAでございまして、このFA下の貿易管理のもとにおいて日本は企業の建て直しをやって参ったわけでございまして、その間に非常にたくさんな資源を発見したことは先ほど申し上げたとおりでござい
○説明員(大木恒君) 私、全般の政治的なことはあれでございますが、私の所管しておりまする金属鉱山の労働者と申しますか、その立場についての考え方を申し上げますと、先ほど石炭の例をお出しになりましたが、金属鉱山と石炭の基本的に違いまする点は、金属鉱物の需要というのは、将来の相当伸びていくという前提があるわけでございます。これは重要基礎産業といたしまして、化学工業あるいは金属工業のりっぱな原材料として、その需要は年々増大して参ります。これはも
○説明員(大木恒君) 先生のおっしゃるとおりでございまして、通産省といたしましても、機会あるごとにそういう形に誘導して参るようにいろいろ考えておりますが、御指摘の、たとえば精錬所におきましても、現在、銅精錬所は十数カ所にございます。規模が先ほど申し上げましたように小さい、そういうものを今後個々に育成するよりは、大きな臨海精錬所を設けて、一段と規模を大きくした合理化された精錬所を作っていくべきじゃないか、こういうことがいわれておりまして、
○説明員(大木恒君) 鉛、亜鉛は、日本の鉛、亜鉛の元鉱品位の合計は約六%でございます。これは掘ります場合は鉛も亜鉛も一緒に出て参ります。大体価格が同じでございますので、鉛、亜鉛を合計の品位でもって評価しております。大体日本の鉛、亜鉛の元鉱品位は六でございます。それに対しまして外国は大体一〇%、高いところにおきまして一五、六というのを採掘しております。特にオーストラリア、カナダの鉛、亜鉛企業というのは非常に大きな企業でございまして、それと
○説明員(大木恒君) 鉱山企業は、もちろん機械化によりまする合理化を進めておりますが、外国の鉱山企業と比較いたしまして日本の企業は相当格差がある。その一番大きな原困はどこにあるかと申しますると、やはり企業の規模が違うということが大きなハンディ・キャップになっていると考えております。 それから、もう一つの大きな問題は、所持いたします鉱石の品位が日本と外国と非常に違うということでございまして、たとえて申しますると、銅につきましては、日本
○説明員(大木恒君) 金属鉱物並びに地金の自由化は、金属鉱山にとりまして非常に問題があるということは、すでに御承知のとおりでございまして、先般の国会におきまして、これに関しまして、金属鉱山の危機打開に関する決議が術議院の本会議でなされたのでございます。その後、通産省といたしましては、この自由化を迎えまして、鉱業審議会を通産省内部に設置いたしまして、これが対策について鋭意検討を加えて参っております。この審議会の中間答申が昨年の十月に出され
○説明員(大木恒君) 硫化鉱の運賃割引に際しまして、消費者側の硫酸メーカー、特に肥料メーカーでございますが、そのほうに対しまして運賃の値上げのうちの一部をコストの中に入れてもらうようにということで、昨年の運賃値上げの際に、業界に対しまして通産省内部で、軽工業局を通じましてお願いをいたしました。これについてはちょっとパーセンテージは忘れましたが、一部原価の中に織り込んでいただいたわけでございます。それでなお不足の分につきましては、国鉄の運
○説明員(大木恒君) すずにつきましては、鉱石も、また地金も、現在AA制でございます。日本のすず鉱業の基本になりまする価格につきましては、こういうすず協定もございまして、加入はしておりませんが、その国際価格は日本の建値というふうに考えられる。日本のすず鉱業は、その建値において相場が成り立っているというふうに考えられるわけであります。それで、この協定の加盟いかんにかかわりませず、現在まあすでにAAになっておりまするので、この点の影響はない
○説明員(大木恒君) わが国のすずの生産は、現在稼働しておりますのが数鉱山ございますが、大体銅、鉛、亜鉛という、ほかの金属と随伴して生産しております。その一番大きいのは、兵庫県にございます三菱金属鉱山がやっております生野、明延鉱山、すずだけでやっておりますのは、大分県にございます見立鉱山、この三つが一番大きな鉱山でございまして、年間千百トンほどの地金としての生産をあげております。
○説明員(大木恒君) すずの輸入実績を申し上げます。 昭和三十三年七千四百八十八トン、昭和三十四年九千八百六十二トン、昭和三十五年一万一千九百十トン、これが地金の輸入実績になっております。
○説明員(大木恒君) すずの価格がなぜ相当フラクチュエートするかという御質問でございますが、御説明いたしますと、すずは、非鉄金属として非常に歴史も古く、また基礎資材といたしまして、銅、鉛、亜鉛に次ぐ重要なものでございますが、ただ、この資源が海外におきましては相当偏在して存在しているということでございます。非常に生産の多い所は、マラヤ、インドネシア、中国本土、ボリビアあるいはコンゴーというふうに、偏在した資源のあり方でございまして、これが