岡倉古志郎 に関する国会発言

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1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) いま小西さんから御指摘になった点、私どもも痛感してきたところでございます。私、第八期以来、改革の検討にどういうものか携わりまして、それから九期以後は広報委員会、この場合は世間で言う広報というよりは、むしろ科学者とか学協会と学術会議の連絡ですね、そういうところに一番任務があるんですが、その仕事に当たってきた者として、三年に一遍だけ投票用紙が行くというのでは、これは関心が薄れるのはあたりまえなので、何とかそれをやり

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) ただいま佐藤さんから御指摘の点ですが、先日の総会の中である会員から、戦前の学術研究会議あるいは学術振興会等々戦前の日本の学術体制がどういうふうになっていったか、そしてその結果、戦後になりまして、敗戦後になりまして強い反省の上に立って学術会議ができた、これは当時の科学者の、全国各分野の科学者の合意として生まれてきたわけです。  そこで、学術会議の発足に当たっての日本学術会議の科学者としての決意表明という学術会議

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) 私は前の副会長、改革委員会委員長でございましたが、いまはそれを離れて平の会員でございますが、前身は改革の委員長をやった、要綱をまとめた、そういうことがございますので、そういう会員二百十人のうちの平の会員の一人としては、先ほども一番初め申し上げました最後のところでも、国会で慎重に審議していただきたいと、これは朝日の四月十八日の社説も強行するなというようなあれなんですが、これは、私個人としては全く正論だと思います。

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) お答え申し上げます。  いまの点はもちろん検討いたしました。 先ほどお手元にお配りしました改革要綱の三ページ以降五ページぐらいまでのところにその点も書いてございますけれども、やはり学術会議は国の機関であり、かつ政府から独立して職務を行うという国の機関であるということが重要である。なぜかならば、国の機関であれば、その機関が慎重に審議した結果、勧告を政府に対して発するというようなことが持つ重みというものは、民間の

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) いまの御質問、理解が食い違っておりましたら後でまた御指摘願いたいと思いますが、学際的分野あるいは複合的な分野というのは、御承知のとおり、たとえば環境科学とか遺伝子工学もそうだと思いますが、宇宙、海洋、いわゆる巨大科学はみんなそうですが、この分野に対応する研究連絡委員会ももちろん現実にもございます。 しかし、まだまだ足りないというのが実情でございますが、これがうまく組織されれば、その分野をカバーすることはもちろん

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) はい。  ただ、三分の二と三分の一ですから二対一という比率がございます。それで、公選制を基本とする、それのつまり欠陥を是正する手段として、科学の多様化とか学際化というものも十分配慮しながら、また、出てもらいたい人を確保するというようなことからいわば推薦制を併用する。しかも、その推薦制はいわゆるコオプション方式を加味する。つまり、当選した会員がそれ以外の外部の学識経験者等とも御相談して、だれが出てもらいたい人か

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) その点はもちろん検討いたしました。先ほど御紹介いたしました永井委員会ですね、学術会議の方の諮問機関の答申では、公選制を維持すべきだが、推薦制を併用せよ。その場合に半々にしろ。要するに半分は公選、半分は推薦ということでございます。これは参考までに申し上げれば、元東大総長の加藤一郎先生の強い御意見でございます。  そこで、永井委員会の答申を尊重するということで、改革要綱の中の推薦制のパーセンテージでございますが、

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) いまおっしゃいましたようなことは、改革要綱の選出制度の改革につきまして当然考えたわけでございます。  おっしゃいましたように、これ現在どうかということは私も知りませんけれども、過去におきまして「白い巨塔」という有名な小説がありますが、いま田沢委員が御指摘のようなことが多々あったということはこれは残念ながら事実だろうと思います。 その意味で、公選制というものに欠陥があるということは当然認識しなければなりませんが

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) いまの御質問でございますが、もちろんそういうことは検討いたしました。これにはさまざまな理由がございます。  一つは、学術会議の組織運営の欠陥から生ずる学術会議自身の責めに帰すべきものでございます。それは先ほど久保会長もおっしゃいましたように、学術会議ができたころと比べると、簡単に言えば権威を失墜した、社会的な影響力を低下させたということで、これはまたいろいろ原因があるんですが、将来をはるかに展望した壮大な科学

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) いまの御質問でございますが、先ほど久保会長もおっしゃいましたように、第十二期になりましてから法改正を含む抜本的な改革に取り組もうということになりましたのは、科学者の間からの、これは長老の科学者から第一線の若い科学者を含めて科学者の間からの批判とか、あるいは先ほど向坊先生がおっしゃいましたように、科学者の学術会議離れとかそういう冷厳な事実がありますし、だから学術会議を改革すべきであるという意見がそういうほかならぬ

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) 先ほど申し上げましたのは、総会や部会で出された反対論あるいは技術的不可能論の主なものを御紹介したのでございまして、私個人の意見ではございません。  それから、いまの御質問の賛成論の方でございますが、賛成論はいろんな角度から行われましたけれども、主なものは四つぐらいございました。総会等での御意見でございます。  第一点は、今回の政府の改正法案は、会員の公選制以外については国家機関としては存置するし、独立性も保

1983-04-28 岡倉古志郎 文教委員会 参議院

○参考人(岡倉古志郎君) 改革要綱の策定に当たりました前委員長ということで、改革要綱の策定のあらましの経過とその内容につきましてが第一点、それから第二点として、改革要綱の考え方等と比べまして、今回提案されております改正法案とを比較してどういう問題点があるかということを中心に申し上げて審議の御参考にさせていただきたいと思います。  まず、改革要綱の策定の経緯は、先ほど久保会長から簡単にお触れになりましたし、お手元に配付されております資料

1983-04-28 堀内俊夫 文教委員会 参議院

○委員長(堀内俊夫君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  日本学術会議法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に日本学術会議会長久保亮五君、日本学術会議改革委員会前委員長岡倉古志郎君、東京大学名誉教授(日本学術会議に関する懇談会委員)向坊隆君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕