岩瀬昇 に関する国会発言

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2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) 分かりませんけれども、ただ、業界にいる人たちが議論していますのは、日本の税制の中でガソリン税というのが、最初は道路税、今は一般税になっているんですけれど、収入源としてもうカウントしていますので、もしガソリン車がゼロになってEVになったら、それは当然電気に、自動車用の電気に課税すべきであるというのは業界の中では議論していますよね。ただ、税制の専門家が議論しているわけじゃないので、実際どういうふうに動くかについては全く

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) ディーゼルオイルは、例えばトラック、バス、これはディーゼルなんです。これはディーゼルじゃないと動かない。だから、それなりのニーズはあるんですね。ただ、自動車のディーゼルカーをガソリンカーに替える、あるいはEVに替えるということはあり得ると思うんです。ですので、ディーゼルカーの減少が、じゃ、大きな影響を与えるかというと、それは大きな影響を与えるほどの量ではないと思います。

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) 先ほどアメリカの例で御説明いたしましたけれども、原油を通常の精製設備で精製しますと、分留といいまして、温度によって分かれて出てくる。分かれて出てきたやつをどういうふうに商品、最終商品につなげるかということなんですけれども、ディーゼルオイルというのは灯油と重油の間なんですね。だから、上に、軽い方を灯油に回して重い方を重油に回すということも当然できます。だけれども、設備全般のその効率的な運営を考えた場合には、やはりある

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) ロシアというのは我々と違うルールでゲームをしているんだということを認識すべきだというのが私が申し上げたかったことです。  それは、たしかお配りした資料の中には入れたと思うんですけれども、北樺太石油の交渉時に彼らがどういう交渉をしたかということですね、一つは。それからもう一つは、サハリン2という、これは三井物産が関与していたプロジェクトなんですけれども、サハリン2の権益を、こういう表現正しいかどうか、取り上げられち

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) あれは、編集者が見出しを付けたりなんかするので、見出しだけ読むと結構批判的だというふうにお読みになるかもしれないけれども、私が批判したのは唯一、産油国共同備蓄の増量をしたということで、成果、それでいいのかということであって、あの時期にあの三か国を訪問するというのは、これは僕は立派なことだと思っているんですね。やはり、用がないときに行って会ってもらえて、まあたまたまですけれども、オマーンの首長が亡くなられたので次期首

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) イランのことをちょっとしゃべっていいですか。  私は、九六年から九八年まで二年間、イランに住んでいたというか仕事をしていた、それから一九七九年のイラン革命のときに原油契約の交渉で二か月ほど住んでいた、そういう経験があるものですから、今お話伺っていて、一言申し上げたいなと。  一つは、イラン革命が起こった直後に三井物産は長期大型契約を結んでお客様が増えたものですから、そのとき僕はぺいぺいですから誰がどうしたかは知

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) ニューノーマルになったというふうに私が判断している理由は、二〇一四年の秋に大暴落をして、それから五年ぐらいの価格レンジを見ていただくと分かるんですけど、いろんな乱高下を示してきているんですけれども、石油会社としては当然、将来価格がどうなるだろうという予測をした上で新たな資金投与を決めていくわけですけれども、それがこの五年をたった今の段階で、今の原油価格、ブレントで六十ドルぐらい、WTIは五ドルぐらい安いので五十五ド

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) 協調減産に参加をしている非OPEC産油国で注目すべきはロシアだけです、ほかの国は大した数量でないんで余り注目すべきでないんですけれども。実は、協調減産に参加をしていない非OPEC産油国、これの動向が、今年一年間、石油価格が恐らく上値が重い、下押しをするだろうという判断になっているんですけれども。  一つはノルウェー。ノルウェーで最近大油田が生産を開始いたしまして、向こう三十年ぐらい生産量が続くような大油田の生産が

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) 先ほど申し上げましたように、日本のエネルギー政策にとって大事なことは、我々は持たざる者であるということを認識することだと。資源がないんだということを認識した上で、それはできれば国民全般でございますけれども、その上で何ができるかということを考えるべきだと。  日本ができることの一つとしてあるのは、先ほど申し上げましたが、世界の平和を維持すること、それによって輸出入、貿易体制が潤滑にいくような方向に行くこと。そういう

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) ヨーロッパが今先頭に立って地球温暖化問題に何とか手を加えようとしているんですけれども、かたがた、いわゆる発展途上国と言われている国々は、そんなことよりまず目の前の飯だということで、経済活動をどうやって発展させるか。  先ほどエアコンの話をしましたけれども、人間が今日よりあした幸せになりたいと思うのは、これは当然のことでして、それを否定することはできない。したがって、経済発展をしつつ、なおかつ環境問題への、簡単に言

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) アメリカは、皆さん御存じのように、トランプ大統領がパリ協定からの離脱というのを宣言して、たしか期限が来てもう離脱したんですよね。なんですけれども、いわゆる地方政府、それから民間企業は、やはりクリーンエネルギーへの移行が大事だということで、彼らができる範囲でできるだけのことをしているんですね。  ついおとといかな、IEAがレポートを出していまして、簡単なやつなんですけれども、それによりますと、それからもうEIAも自

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) 最初に申し上げましたように、私は、日本人の多くの人々のエネルギーリテラシーを高めるために何ができるかということで活動させていただいている。  それは実は、一冊目の本を書いたときにあるビジネス雑誌の編集者が飛んできまして、ビジネス雑誌で本を紹介したいということでインタビューさせてくれといって、インタビューをしたんですね。それで紹介してくれたので、それはうれしいんですけれども、一段落話が終わったときに、その編集者、ビ

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) 飛ばしたページなので、皆さん、お手元の資料を見ていただきたいんですけれども。  ロシアについて私が気になっていることとして書き出しましたのが、まず、強いロシアを目指す、これはプーチン大統領が二〇〇〇年に就任して以来一貫して目指して、実際に実行している政策でございます。これはやはり、ソ連が崩壊したことによって、九〇年代、とんでもない状態になったというところから再び強いロシアを目指そうとしてやっている。ロシアの中身を

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) 私は、先ほど申し上げましたように、石油というのは平常時ではコモディティーである、異常時というか、一旦事があったときに戦略物資になるものだと。したがって、平常時においては、世界全体が平和で、貿易が自由にできる体制を維持すること、そのために日本の外交が努力される、僕は今していただいているというふうに思っていますけれども、それが最も大事なことだと思っているんですね。  それさえできれば恐らくどこからか何かが買えるという

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) 化石燃料は、恐らくここに御列席の皆々様方がお元気な間はずっとエネルギーの中核を占めると思います。  それはなぜかというと、エネルギーというのは一次エネルギーで考えなきゃならないんですね。一番最初のところで、エネルギーイコール電気じゃないよと。これが僕は日本国民の一番最大の誤解だと思っているんですけれども、もちろん電気は大事なんだけれど、全部じゃないんだと。ということで、一次エネルギーの構成をどうするか。今の構成比

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) これが一番私がお話ししたいと思っていたことなんですけれども、我が国のエネルギー政策いかにあるべきかと国際情勢を踏まえていろいろ考えているわけですが、石油というのは平常時にはコモディティーなんですね、お金さえあれば買える。今、先物市場が発達していることもあって、平常時にはコモディティーだと、だけれども一朝事があったときには戦略物資になる、そういう物資なんだということを私はまず日本の国民の一人一人が肝に銘ずるぐらいのP

2020-02-12 岩瀬昇 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○参考人(岩瀬昇君) 私は、総合商社とその子会社の石油開発会社、延べ四十三年間、エネルギー関連の業務を担当してきていまして、一番長かったのはオイルトレード、売った買ったですね、それと石油開発でございます。サラリーマンを卒業した後はエネルギーアナリストというのを名のって、原油市場、原油価格の動向、それに影響を与える国際情勢の分析、解説等々をやらせていただいております。今日はその立場からお話をさせていただければと思います。  今お話しする

2020-02-12 宮沢洋一 資源エネルギーに関する調査会 参議院

○会長(宮沢洋一君) 原子力等エネルギー・資源に関する調査を議題といたします。  本日は、「資源エネルギーの安定供給」のうち、「エネルギーの安定供給」に関し、「中東情勢など、エネルギーを巡る国際動向」について三名の参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  御出席をいただいております参考人は、一般財団法人国際開発センター研究顧問畑中美樹君、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授・一般財団法人日本エネルギー経済研究所理事田