平岩俊司 に関する国会発言

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2024-06-07 平岩俊司 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。  御指摘のとおり、私は、北朝鮮が日本との関係正常化を目指す最大の目標というのは、国交正常化の後の経済協力ということなんだろうと思います。これは、二〇〇二年の日朝平壌宣言で設定された枠組みをいかに実現していくのかということかと思っております。  しかしながら、現状、なかなか国交正常化というのが北朝鮮からすると見えない状況ですので、日本政府としては、御指摘のとおり、極めてハードルが高いとい

2024-06-07 平岩俊司 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。  御指摘のとおり、ロシアと北朝鮮が接近をしておりまして、とりわけ石油といいますかエネルギーの部分ですね、これについては、従来以上にロシアから北朝鮮への提供というものがあるんだろうということは予想されます。ウクライナ以前からも、例えば中国であるとか、あるいはロシアからいわゆる瀬取りという形で北朝鮮に対してエネルギー供給が行われてきたということは恐らく事実なんだろうと思いますし、北朝鮮からす

2024-06-07 平岩俊司 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○参考人(平岩俊司君) 御質問ありがとうございます。  御指摘の御質問、極めて重要であるんですけれども、残念ながら極めてお答えするのが難しいという、そういう質問かと思います。  といいますのは、やっぱり北朝鮮社会に関しての分析というのが我々研究者の間でも極めて難しい。なぜならば、北朝鮮に直接行くということが、もちろん全く難しい、行けないわけではないんですけれども、かなり制約があるし、それから行ったとしても調査その他が難しいということ

2024-06-07 平岩俊司 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。  まず、その北朝鮮の体制の問題、金主愛という金正恩委員長の娘さんの話を御指摘になられましたけれども、この件に関してはいろんな評価がございます。  いわゆるその権力継承の過程で見るべきなのか、あるいはもう少し別の、北朝鮮の場合、権力と権威がありますので、その権威の継承の文脈で見るのかということなんだろうと思いますけど、私はどちらかというと後者の方で見ております。  前者の方で分析する場

2024-06-07 平岩俊司 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。  先ほどの打越議員の御質問の中、御質問にもありまして、そのときにちゃんとお答えできなかったんですけれども、やはり中国のその動向って極めて重要だと思うんですけれども、残念ながら、中国自身が極めて難しい相手であるということも間違いないわけであります。  ただ、彼らはその人権、拉致問題に関してももちろん日本側のその立場って十分理解してくれているとは思いますけれども、それ以上に彼らがその国際的

2024-06-07 平岩俊司 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。  北朝鮮問題の捉え方なんですけれども、大きく分けて二つぐらいありまして、一つは、特に日本やアメリカがそうなんですけれども、いわゆる北朝鮮の攻撃性といいますか、拉致、核、ミサイルのような外部に対して攻撃的な高姿勢、これを何とかしなければいけないという問題の捉え方と、もう一つは、北朝鮮の体制それ自体が非常に脆弱であって経済的にも非常に弱いと、だから、場合によっては経済的に弱くなって、その体制

2024-06-07 平岩俊司 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○参考人(平岩俊司君) 先ほど申しましたように、北朝鮮側が日本側に求めているものは日本との関係正常化でありますから、その関係正常化をする、やる気があるのかどうかということを、恐らく去年の五月から今年の三月ぐらいまでに北朝鮮側が考えたことなんだろうと思います。  実際に、小泉総理の直属のスタッフが日朝交渉を行ったという報道もありますけれども、私自身はそうした報道の真偽について判断する立場にありませんので、それが実際どうかはよく分かりませ

2024-06-07 永井学 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○永井学君 自由民主党の永井学です。  本日は、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局次長の横田哲也さん、特定失踪者家族会事務局長の竹下珠路さん、そして南山大学総合政策学部の平岩俊司教授におかれましては、大変お忙しい中、参考人として御出席いただき、ありがとうございます。  拉致問題をめぐり、今年は、当時の小泉総理大臣と金正日総書記との二度目の日朝首脳会談によって実現した拉致被害者御家族五人の帰国から二十年となります。この間、一人の帰

2024-06-07 平岩俊司 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。  本当、申し訳ございません。ちょっと、申し訳ございません、遅れまして。  私の方からお話しさせていただくのは、北朝鮮にとっての日朝関係といいますか、日本と北朝鮮のその関係正常化がどういう意味を持つのかということについてお話をさせていただきたいと思います。  これまで、御案内のとおり、日本と北朝鮮との関係が大きく動きましたのは三回ぐらいだと思います。  まず最初は、一九九〇年の冷戦が

2024-06-07 松下新平 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○委員長(松下新平君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局次長横田哲也君、特定失踪者家族会事務局長・特定失踪者古川了子氏の姉竹下珠路君及び南山大学総合政策学部教授平岩俊司君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

2024-04-26 舩後靖彦 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 参議院

○舩後靖彦君 質問を続けます。  四月三日付け産経新聞で、南山大学の平岩俊司教授は、日朝交渉を動かすにはどうしたらいいかという問いに対し、北朝鮮が日本に対して拉致問題というカードを切るとしたら、国交を正常化して、大規模な経済支援を出すときしかないと私は考えていると述べています。  この見解についての受け止めとともに、拉致問題解決のために国交正常化、大規模な経済支援を出す考えはあるのかどうか、外務大臣、お答えください。

2017-04-26 平岩俊司 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(平岩俊司君) なかなか日本としてどういう姿勢で臨むのか難しいところではあるんですが、やはり基本は対話と圧力で、やはり日本の場合は対話の方がどちらかというと得意なんだろうと思います。  もちろん、圧力に関しても従来どおり、あるいは、さらにはいろんな可能性も含めて検討していく必要があろうかと思いますが、その際の前提になりますのが、やはり国際的な協調、日米韓の枠組みを前提にし、そして中国の役割を応分に引き出していく、そういう働きか

2017-04-26 平岩俊司 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(平岩俊司君) これは分かりませんけれども、体制の問題ですので、様々な問題はありつつも、当分、何というんですか、今日明日どうこうなるというような体制ではないんだろうというのが今の私の見立てであります。  それは、その一つは経済の問題もありますし、それから対外的な姿勢、とりわけ核、ミサイルについての明確な目標設定とそこへの着実な進み方を見ていると、体制が残念ながら我々が期待するような形で内部から瓦解していくような状況にはまだない

2017-04-26 平岩俊司 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(平岩俊司君) まず、経済制裁の効果でありますが、これは残念ながらこれまでのところ我々が期待するような形での効果は出ていないというのが現状かと思います。じゃ、やめた方がいいのかという話になるんですけれども、それは私はやめるべきではなくて、やはりその抜け道を一つ一つ閉じていくという、非常に地道で根気の要る作業なんですけれども、これは続ける必要があろうかと思います。  とりわけ、昨年の第四回目の核実験とか五回目の核実験の後にそれぞ

2017-04-26 平岩俊司 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(平岩俊司君) 恐らく今の状況でいうと、父親の金正日の時代というのは、冷戦が終わって自分たちの体制が非常に危うい、そこをある種危機管理で、先軍政治という形で最高指導者が軍と一体化してあらゆるものを決定し運営していくという、そういう体制だったと思うんですが、それを本来の姿に戻しているというのが今のプロセスなんだろうと思います。  それは、やはり党が軍あるいは国家をコントロールするという姿で、その中枢に金正恩がいるという体制なんで

2017-04-26 平岩俊司 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(平岩俊司君) ありがとうございます。  北朝鮮が国際的に非常に孤立しているという、そういう印象があるのは事実なんですけれども、実態としても私は孤立している方だと思うんですが、ただ、我々がイメージするよりはやっぱり外交関係ってあるわけですね、今回の東南アジアのその問題を含めて。  例えば、国連の経済制裁が余り効果が出ていないことは中国の責任として言われるわけですけれども、今回の金正男の事件で、東南アジアというのが一つのそうい

2017-04-26 平岩俊司 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(平岩俊司君) 韓国の、私も全般的によく分かっているわけではないんですけれども、まず、北朝鮮と韓国は違うというふうに思っているところがあって、とりわけ、これは世代にもよるんですけれども、例えば大学に来る留学生なんかの話を聞いておりますと、若い世代では、もう統一なんかする必要はないし、むしろ嫌だと。あんな体制と私たちは別物であるという、ある種、自分たちとの関係性みたいなものを拒否するケースが多いように思います。ですから、そういう意

2017-04-26 平岩俊司 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(平岩俊司君) やはり、アメリカの今行っているような圧力路線というのがどういうような形で着地していくのかということと、それから中国がどういう形でアメリカと北朝鮮の緊張関係を折り合いを付けていくのか、恐らくそこが要注目であって、今の場合、残念ながら日本が単独で何かやれるということではありませんので、これはやはり日米関係の枠組みの中で、まあ韓国が次の大統領選挙で新しい政権ができれば韓国も含めてということですけれども、やはり、今の段階

2017-04-26 平岩俊司 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(平岩俊司君) 非常に難しい問題だと思うんですけれども、核の枠組みというかレジームというのは、そもそも論として非常に不平等なことを前提に成立しているレジームでありまして、ある瞬間に核を持った国は持っていてもいいけれども、それ以外の国は持たない。その例外事項というのは幾つか出てきて、例えばブラジルだとかインドであるとかパキスタンであるとかというような国が持ってしまっているという、あとイスラエルですかね、そういうような状況が生まれる

2017-04-26 平岩俊司 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(平岩俊司君) これは本編の方でも少し言いましたけれども、やっぱりこれまで日韓関係というのは非常に価値観を共有するというようなことで協力関係ということを言ってきたんですけれども、もうそういう時代というのは恐らく終わったんだろうというふうに思います。ですから、それぞれ立場が違うから、例えば中国との向き合い方も、日本にとっての中国と韓国にとっての中国というのはやっぱり違いますので、日本側はともすると韓国が日本と同じような形で中国に向