杉山雅洋 に関する国会発言
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○望月委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案審査のため、参考人として、早稲田大学商学学術院教授杉山雅洋君、シンクタンク山崎養世事務所代表山崎養世君、高知県梼原町長中越武義君及び道路公害反対運動全国連絡会事務局長橋本良仁君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げ
○参考人(杉山雅洋君) 公共財というのは、通常、料金を払わなくてもその利用から排除されることがないと、代表的には公園のサービスですね。ところが、高速道路の場合はインターチェンジでもって料金を払わなければ、高速道路を使うことができませんから、そこで排除されてしまうと。ですから、排除原理という観点から見て公共財の要件を満たしていないと、こういうふうに申し上げたんですけれども。まだ不明でございましょうか。
○参考人(杉山雅洋君) 税金というよりは借入金ですね。
○参考人(杉山雅洋君) 再三申し上げておりますように、私が書きました投資基準からいたしますと、これは民営化してすべてうまくいくかというと、そうではないというふうに私は思います。やはり民営化にはなじまない部分が出てくるものですから、その点に関してはやはり別の手段を取らなければならないというふうに思います。 それから、度々の言葉で恐縮でございますけれども、一般道路は公共財の要因がありますけれども、有料道路、高速道路の場合は料金を払わない
○参考人(杉山雅洋君) 四十兆円を国民負担としないこと、これはそうしなきゃいけないと思います。ただ、言葉の上の議論で恐縮でございますけれども、国民というのは一体何を指すのか。利用者なのか、納税者なのか、はたまた地方自治体なのか。これはすべて国民でございます。したがいまして、私は、負担をさせないというためには、やはり受益者負担原則からいって、利用者に負担をゆだねて、そして納税者には基本的には負担をゆだねない、こういう方向を目指すべきではな
○参考人(杉山雅洋君) 先ほど申しましたけれども、通常、上下分離といいますと、インフラと運営の分離というのが一般的なイメージです。例えば鉄道は、鉄道線路、それから運行は鉄道会社ということで、一種事業者はこれ一体でやっておりますけれども、二種事業者、三種事業者は違うわけです。多くの人たちはそこを上下分離というように考えがちで、今回の高速道路の場合にはインフラの上下分離ですから、そこが混同するんではないか。したがって、鉄道のようなケースの上
○参考人(杉山雅洋君) 私は、ネットワークという視点を強調すべきではないかなと思います。一本一本の道路の採算性、これで見れば悪いけれども、ネットワークとして機能するようになれば全体が生きてくる、そこも考えなければいけないんではないかなと思います。 その中で、新直轄方式を考えますと、これは先ほど私も申し上げましたように、地方の負担を伴っております。ですから、もし地方の負担が伴わなければ、地方から次から次へと要求が出てきてどんどんどんど
○参考人(杉山雅洋君) 一点、ちょっと専門的な立場から言わせていただきますと、道路が公共財であるかと、これは、一般道路については私は公共財の要件が非常に満たされていると思います。 実は公共財の定義というのは学会でもまだはっきりしておりませんで、ある種の定義がかなり有力であるということなんですけれども、その一つが排除不能性といいますか、例えば料金を支払わない者には使用をさせない。公園の場合には料金を支払わなくても公園に入ることができま
○参考人(杉山雅洋君) 今、藤野議員が言われましたことは、私が冒頭申し上げたことと関連しているというように思います。と申しますのは、やはり我が国の道路を量的に、質的にどのように整備していったらいいのかという政策理念、それが欠如をしている。 私は、現在の公団方式の最終目標である一万一千五百二十キロ、これを含みます高規格幹線道路、これは一万四千キロ構想でございますけれども、この構想自体は決して非現実的なものではないというように考えます。
○参考人(杉山雅洋君) 私は、民営化によりますコストの削減というのは大前提であるというように思います。これは、公団方式よりも民営会社の方がそれへの対応力はあるというように考えます。 ただ、そこで考えなければいけないのは、私のレジュメの二のところに書いてございます。これは先ほど時間の関係で申し上げなかったんですけれども、道路を造るということに当たっての投資基準、これは二つあると思います。 一つが効率性基準でありまして、ちょっと私ど
○参考人(杉山雅洋君) 早稲田大学の杉山と申します。 道路政策を論ずるに当たりまして、目下、社会的に大きな関心事となっております高速道路は、国民にとってドア・ツー・ドア・サービスを実現し得る極めて貴重な社会資本であるということの基本認識をまずしておきたいと思います。 社会資本の特徴といたしまして、採算性には長期的な視点が必要とされること、規模効果、ネットワーク効果が大きいこと、したがってリスク発生の可能性が回避しにくいこと、市場
○委員長(輿石東君) ただいまから国土交通委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、高速道路株式会社法案、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構法案、日本道路公団等の民営化に伴う道路関係法律の整備等に関する法律案及び日本道路公団等民営化関係法施行法案、以上四案を一括して議題といたします。 午後は、四案審査のため、参考人として、ジャーナリスト櫻井よしこ君、早稲田大学商学部教授杉山雅洋君及び明治大学大学院グローバルビジネス研究
○岡野参考人 私の見解は、きょうお配りしました一枚のレジュメと、それから、以前書きました「「天下の公道」を「私」すべからず」という題のペーパーと、日本交通政策研究会という私たちが勉強しているところで、藤井彌太郎氏それから杉山雅洋氏と三人で、長らく有料道路の問題に携わってきた者として、この際、説明する責任があるんじゃないかというので書いたものでございまして、詳しくはこれを読んでいただければ一番いいと思います。 したがって、ここでは、今
○参考人(杉山雅洋君) 財投が今まで機能してきたという点を私は否定するつもりはありません。しかし、昨今、昨今といいましても相当長いスパンを振り返ってみますと、財投が現在の経済システムの運営上プラスに機能してきたかという判断は非常にしにくいわけでございまして、これ以上財投に頼ることのマイナスの方がむしろ大きいという意味で私は不要論を申し上げた次第でございます。
○参考人(杉山雅洋君) それはやりようによってはできると思います。ただ、責任を回避するわけではございませんけれども、私どもにはそのデータがないものですから、そのデータを持っているところがまずその試算をやってみるべきだというように思います。
○参考人(杉山雅洋君) 私は、現在残されております事業団分の債務の償還計画をまず明示して、これはいろいろな選択肢がありますから一本ではできませんけれども、数案の償還計画を計算し、それを明示して、そのためには何がどれだけ必要なのかということの組み合わせ、これは分析によって可能でございますから、それを問うためにまずその償還表を出して、このためにこういう手段が考えられますけれどもどうでしょうかというような形を政府広報を通してやっていただけない
○参考人(杉山雅洋君) 進めたらいいという意味で手を挙げたわけじゃございません。私も反対でございます。 と申しますのは、政府・与党の申し合わせの中で採算性という言葉がちゃんと明記されているにもかかわらず、採算性の検討をやりましたという報告はほとんどないわけでございます。私どもが研究会で整備新幹線のフィージビリティースタディーをやりますと、ほとんど採算に乗ってこないという点でございますので、赤字が赤字を呼ぶということが非常に懸念される
○参考人(杉山雅洋君) それでも、最大限の努力をしないと、負担を求める国民の納得が得られにくいだろうというように思います。
○参考人(杉山雅洋君) まだ清算事業団が持っている資産が残っているわけです。そして最終的に負担が国民に行くわけでございますから、その国民負担の軽減を最大限図るために、現在持っている資産の売却というのは私は必要だというように認識しております。
○参考人(杉山雅洋君) 私も同じでございます。