辻山幸宣 に関する国会発言

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2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) 実は私も、衆議院の特別委員会のときにも、減るのは何が何でも駄目だという、そういうことではないだろうと。明治維新が起きたとき、この国は二千三百万人ぐらいだったと。そして、それがこの今の一億数千万人が食べていける国になったのは、実は産業構造をそういうふうに合わせてきたからだと。それが今崩れたから、当然人口も減っていくということになっている。  私はそのときに、人口減少と上手に付き合う、そういう地方の在り方もあってい

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) 恐らく分権型社会でどうというようなことを期待されていると思いますが、私はちょっと考え、違います。沖縄に基地を認めるかどうかは沖縄県民の自己決定だという考え方には反対しています。これは中央政府の決定でなければいけないのだ、そうしたら、沖縄県民が沖縄に基地が欲しいという意思表示をしたら、それはあんたたちが決めたのというふうになってしまうんですね。  したがって、この問題は、本土の国民、住民全体が考えていくものであっ

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) 全くそのとおりです。まるで親が子供に、おまえよくやった、今度百点だったな、小遣い増やしてやるからと、こういう発想に近い気がするんですね。それで受け取った方がますます元気になって頑張るというのならいいんですよ。そのとき、じゃ、周辺とのことを考えると、自分のところだけ出ていって特別なそういう御褒美もらって、果たして連携とかそんなのうまくいくんだろうかということを考える。と同時に、そういうことを目指して改革するという気

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) それこそ、そんなに、これをやればというのがあれば私も国会議員ぐらいには立候補しようかなとか思えるんですが、なかなかその知恵がね。しかも、誰かが東京で考えて知恵出したって駄目なんです、これ。やっぱりそこの地面に立って景色を見ながら考えていく、そして、人々と一緒にやろうよという仲間がいないとまたこれ駄目なんです、知恵があってもね。  そういう意味では大変無力だと思いますし、国会の皆さんも、立法すれば成るというわけで

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) 今回の地方創生は、行き詰まるところ、各自治体が知恵を出し合って取り合うということになるんですね。人を取り合う、事業を取り合う、あるいは知恵を取り合う。その結果、半分が勝ち組で半分が負け組。そんなにうまくはいかないかもしれません。必ず深刻な負け組が出てきます。そのための仕掛けが先ほど言った連携拠点都市圏という考え方だよと、こう言っているんですけれども、それももう既に来年度予算で、あっ、再来年度です、一六年度予算で展

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) その効果はおっしゃるとおり一過性のものだと、一時期だけそこにお金が回るんだろうけれども、それが長期的に人口の減少を止めるとか、場合によっては増やすとかということと何の関係があるのだということを思っています。  それより、むしろ有害だと。一四年度の補正予算が、もう決めなきゃならないのに、それまでにあの交付金の使い道を選択して、書類を作り、そして提出して交付を受ける。もう実際は物すごく大騒ぎだったはずなんですね。し

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) 一つ一つの小さな町や村が言わば否定されていって、薄まっていって、その地域としては生き延びると、こういう構想だと考えています。

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) 連携中枢都市は私が発案したものでもない。言われていることは、単純に言えばこうなんです。地方制度調査会の答申にもありましたが、これまで、一つ一つの自治体で支えられなくなったところをどうしようかと、二〇〇〇年当時にはこれを合併によって、自立していけなくなったところ、十分なサービスを持続していけなくなったところは合併によって力をためるということをしようと。それによってそこの地域も今度は一つの市域になりますから、同じよう

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) それらに全て見事に答えられていれば、私もどこかで市長か何かやっているだろうなというふうに思えるぐらいに、それ難しい問題でございます。  ただ、今回私が心配しているのは、そのようにして数少なく自立の道を歩み始めた、そして成果を上げて、俗に言う人口の田園回帰もしていますよというようなことも言われているような、そういう数少ない町、市、これが被害を受けるだろうなと思っています。  今回の地方創生の掛け声でやることは、

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) 東京一極集中の国土構造というのは、この国が高度成長政策を、重化学化、工業化ということを通じて高度経済成長をやっていくんだという意思決定をしたときから、ある意味では確定したというふうに考えています。  そのために農漁村、山村というものがだんだんと薄くなっていく。薄くなったところの疲弊をどうカバーしようかというので、様々な工業、言わば地域開発という形で配置していった。その中にもちろん原発とかそういったものも含まれて

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) ある県の会派が県の地産地消条例を作りたいということで、その原案を作って検討していました。そのシンポジウムに参加したときに私が申し上げたのは、率直に言って、地産地消をそのような仕掛けで全国に広められたら東京は干上がってしまいますと。  つまり、東京には自分たちで調達できる食料品なんてないんですよね。全部地方で生産したものを持ってきて、そして地方で生産した人と変わらないほどに安い価格で、つまり輸送費などもどこをどう

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) この連携協約の前提になっているのは、自治法では中枢拠点都市と言っていました。今度の地方創生では連携中枢都市というふうに言うわけですけれども、そのような中心になって力のある自治体と、そこにお世話にならなければ維持できなくなった自治体という二種類に分かれていくということになります。そして、その両者が連携を結ぶんです。弱い者同士が連携するのではないんですね。  そうしますと、そこの地域に住んで自分たちの町に責任を負い

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) 疲弊と生き残りとに分かれていくというふうに思います。  この政策は、いずれにせよ、よくやっているという成果を見せなければいけませんので、今話題になっている、一般的な公共サービスさえ持続的に供給できなくなっているようなそういう町村とか周辺の自治体では、やはりよくやっているという評価を受けられるようなネタを示すことってなかなか難しい。  そうしますと、ある研究者が論文に書いていましたが、中心都市に一点集中して投資

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) それは、ちょっと一般論になるかもしれませんが、例えば過疎対策法、一体これ何年やってきたんでしょうかということなんですね。そして、その間に過疎地域がどれだけ減ったんでしょうか。減っていません。数でいえばますます増えています。合併によってちょっと束ねられてしまったりしたんですけれども、例えば、あの政令指定都市の浜松市にさえ過疎指定を受けている地域があるんですね、元町村ですけれども。  そのように、それはなぜそうだっ

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) 今おっしゃったようなバウチャー制については、私は十分に活用の余地はあるというふうに考えています。補助金でやりますと使途が特定され、そして最終的には報告ということになりますが、バウチャーですと自分で判断をして必要なときにそれを使うということが可能ですので、今のやり方よりは大分可能性はあるんだろうなというふうには考えています。

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) その点は大変私も危惧しています。基本的には、達成目標が示され、それがどれぐらい成果が上がったかという評価が付いてこなければいけない。今お話あったように、評価については自治体の当局と議会だけでやってしまっていいものではない、これは間違いなくそう思います。ただ、私が見る限り、ここで当初期待されたような、つまり当初事業を取ってきたときの思いを書きつづった目標が達成できる自治体はそんなに多くはないと考えているのです。

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) 三・一一の東日本大震災から、きずなとか助け合いとか連携とか、そういったことがとても取り沙汰されるようになりましたけれども、私は、自治体同士の関係でいえば、その連携が一方への依存、そして一方が抱え込むという関係はあってはならないと考えています。それは、住民主権論といいましょうか、住民自治論からいっても、やはり依存して成立する自治体はあってはならない。  したがって、私は、今回の地方自治法関係でいえば、そのように力

2015-03-26 辻山幸宣 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(辻山幸宣君) ただいま御紹介いただきました辻山でございます。  着席させていただきます。  昨年暮れ近くに、衆議院の地方創生特別委員会にも招請されまして、その冒頭で法律名を間違えてしまいました。ひと・まち・しごと創生法と呼んでしまいまして、そのときにも若干言及したのですけれども、やはり「ひと」が最初に来るということが大事ではないか、そして私たちの口をついて出る言葉も「ひと」から始まる方が言いやすいことは間違いないのでござい

2015-03-26 岸宏一 予算委員会公聴会 参議院

○委員長(岸宏一君) ただいまから予算委員会公聴会を再開いたします。  平成二十七年度総予算三案につきまして、休憩前に引き続き、公述人の方々から御意見を伺います。  この際、公述人の方々に一言御挨拶を申し上げます。  本日は、御多忙中のところ本委員会に御出席をいただき、誠にありがとうございます。委員会を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。  本日は、平成二十七年度総予算三案につきましてお二人から忌憚のない御意見を拝聴し、今後の

2014-10-30 鳩山邦夫 地方創生に関する特別委員会 衆議院

○鳩山委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、まち・ひと・しごと創生法案及び地域再生法の一部を改正する法律案の両案を一括して議題といたします。  本日は、両案審査のため、参考人として、富山市長森雅志君、一橋大学大学院法学研究科教授辻琢也君、公益財団法人地方自治総合研究所所長辻山幸宣君、前横手市長五十嵐忠悦君、以上四名の方々に御出席をいただいております。  この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。  本日は、御多用のと