金城睦 に関する国会発言

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1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国が、衆議院を通過したときに今おっしゃったような反応をされたんですね。北朝鮮なり中国、周辺諸国としては、過去における日本の侵略を受けたという体験があるし、その上での反省も深刻にされていないという見方をしています。その中での日米両国の軍事行動のための法案ですから、当然だと思うんです。  そして、もし万一、言われているように北朝鮮が、現時点における日本の周辺の国でありますから、そこが想定さ

1999-05-13 島袋宗康 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○島袋宗康君 最後に、そのわかりにくい周辺の範囲、いわゆる周辺事態の範囲です。  そこで、政府はあらかじめその地域を特定したものではないと。非常にまたあいまいな形で進んでおります。私も非常にこれはあいまいであるというふうに思っております。  この新ガイドラインについて近隣諸国がどういうふうに受けとめているかということなんですけれども、中国は、直接間接的に台湾を周辺事態に含めることには断固反対すると。そして朝鮮民主主義人民共和国は、軍

1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 先ほども照屋委員でしたかの御質問にもございました。  沖縄の置かれている、防衛庁長官も御認識のとおり、地理的な状況、米軍基地が集中しているという実態、そして過去の朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争などの経験からすれば、まさしく周辺事態が起こったときに沖縄が巻き込まれるといいますか、真っ先にその危険が沖縄に及ぶということは間違いない推定事実だろうと思います。沖縄県民もそのことを気にしています。  ただ、実はそれは沖

1999-05-13 島袋宗康 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○島袋宗康君 参考人の御三方、きょうは貴重な時間を割いていただきまして、大変御苦労さまです。  二院クラブ・自由連合の島袋宗康でございます。  私の一昨日、十一日の質問内容をちょっと御紹介したいと思いますけれども、沖縄の米軍基地がいわゆる朝鮮戦争、ベトナム戦争では出撃拠点となった。そこで、軍事評論家は、このガイドラインをそのまま通してしまったら沖縄が真っ先に周辺事態の影響を受けるだろうと。私もそのことが非常に心配でありましたので、そ

1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 逆に、軍事力によって解決がうまくいった例があるでしょうかというのが一方であるわけです。軍事力の場合には間違いなく悲惨な結果をもたらす。他方、まだ具体的な例としては非常に少ないかもしれませんけれども、平和的な解決の場合にはいい方向にしか行かない。こういうことで、どちらを選択するかという場合に、私は平和的な方法を選択しますし、少なくともその努力はなされるべきであろうというふうに思います。

1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 軍事同盟としての安保の核心といいますか、かなめは基地にあります。その基地の圧倒的多数が、七五%とも言われるような多数があの小さな沖縄に集中している。ですから、沖縄が安保のかなめになります。だから、沖縄に行くと安保がよく見える。  よく見える安保の中身は何であるのか。大量の米軍の基地が集中することによって生じていること。一つは日常的な米軍の行動による爆音等の被害であります。そして、軍人の存在による犯罪等の被害であり

1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 野呂田長官、大変正直な方だとその発言を聞いて思いました。本当に本音をあのときに御発言なされたと思います。  現実の想定される事態ということを論理的に見ても、現実的に推定をしてみても私の認識とも一致するものです。    〔委員長退席、理事竹山裕君着席〕  問題は、そのような事態が予想され、推定される状況のもとでそのままこの法案を推進していくのか、そういう恐ろしいことが想定されるならば、これは考え直そうというふう

1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 九五年以来の沖縄の基地反対運動は一人の少女の犠牲と勇気を契機として起こりました。それは基地のもたらす被害が人間の尊厳を失うものだ、奪うものだということから起こりました。それで沖縄の基地が縮小、撤去の方向に動き出すかのように見えていました。そこで全国民的な関心が沖縄に向いたんです。  ところが、他方では、日米両政府はずっと一貫して沖縄基地の強化策を講じていたのでありました。その一つが普天間飛行場を海上ヘリ基地を建設

1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 沖縄県民の気持ちをよく沖縄の心とか言われます。それは、あの第二次世界大戦での犠牲を根元的な背景として、そしてその後の米軍支配下における、つまり軍事支配下における実態に即して、平和こそ沖縄の心だと。それは、自分らが戦争によって犠牲にされている、日常的に爆音被害、あるいは軍人による暴行等の被害、あるいは環境破壊等々無数の基地被害をこうむっていますけれども、と同時に、自分らの痛みは他人の痛みでもあるんだと。それは戦争によ

1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 端的に言えば、沖縄基地をできるだけ早く沖縄からなくしてアメリカの方に持っていくというような内容のものが最大の沖縄へのお土産だと思います。そのことを期待していますが、今の動きはどうもそうではなくて、沖縄に押しつけたままこれを何とか沖縄県民に認めさせようというような、そのための方策を講ずるのではないかと危惧いたしております。  ぜひ沖縄県民が喜ぶような、真に喜ぶような、沖縄にとっても日本にとっても世界にとってもプラス

1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) この問題の集中的な影響を受けるところは一時的であれ沖縄であるという防衛庁長官の認識もございました。私もそのとおりだと思います。米軍の基地が集中し、米軍との協力をどうするかというのがこの主題、テーマですから、これは何としても現地沖縄で沖縄県民の声を聞くということは、余りにも当然過ぎるほどのことではないだろうかと私は考えます。それこそ本当は全国各地で聞いた方がいいと思いますけれども、それなりに制限があるとすれば、その中

1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 世耕委員のおっしゃったように、評価できる面と、ただいま森参考人の言われたように絶対的に否定されなきゃならない面と、二面があると私は思います。  確かに、経済成長をもたらしましたし、日本にとって一般の国民がこれはいいと評価できるような内容が結果としてあったこと、そのこと自体は否定できない側面だろうと思います。  ただ、では日本国民というのは本土に住んでいる人間だけかということをこの際お考えいただきたいという感じが

1999-05-13 金城睦 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 沖縄の弁護士の金城です。  良識の府と言われていますこの参議院で意見を申し述べる機会を与えていただき、光栄に存じますとともに、感謝申し上げたいと思います。  同時に、二十一世紀に向けて私たちのこの日本という国のあり方、その命運を決することになるほどのとてつもなく大きな問題を含んでおります周辺事態法などの新ガイドライン関連法案の審議においてわずか数名の者の意見を一日や二日聞くとか、あるいは公聴会を形式的に開くとい

1999-05-13 井上吉夫 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 参議院

○委員長(井上吉夫君) 日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定を改正する協定の締結について承認を求めるの件、周辺事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案の三案件を一括して議題といたします。  本日は、三案件の審査のため、参考人の方々から御意見を承ります。  午前は、中央大学総合政策

1997-04-16 金城睦 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 私も政治家ではありませんけれども、政治の現場において先生の御指摘のような問題といいますか悩みといいますか、さまざまな側面というのは十分あり得るだろうと思います。  ただ、それにもかかわらず、私や沖縄側が今回の法案に反対の声を大にするような立場にありますのは、戦後だけとってみても、この五十年の間、冷戦やそれが変わったりということはありますけれども、いわば基本的には、日米関係あるいは安保体制あるいは国防といったような

1997-04-16 金城睦 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) この法律自体はあくまで米軍用地のための特措法ですので、自衛隊に適用されることはございません。ただ、戦前も土地収用法というのはありましたけれども、そこでは真っ先に公共目的とされていた事業は軍隊その他軍事目的でありました。二番目には皇室関係のがありましたが、それが戦後平和憲法、国民憲法といいますか、国民主権憲法といいますか、あるいは基本的人権尊重の憲法ができたときに、軍事目的と皇室関係の部分は強制使用の対象事業から削除

1997-04-16 金城睦 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 今、島袋先生がおっしゃったように、復帰前の沖縄の状態というのは全く無権利状態だったわけです。それが復帰によって日本国憲法のもとへ返るんだから、その違法状態は回復されるはずだとみんな期待していました。ところが、復帰に際してとられたことは、そのままの沖縄基地の維持強化策であったわけです。  しかし、復帰の際の行政主席でありました、せんだってお亡くなりになって県民葬が行われ、橋本総理大臣も出席なさっておりましたが、屋良

1997-04-16 金城睦 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 沖縄の意見ということや沖縄の反対意見の中にはいろいろあるんじゃないかという意味のことも先ほど今泉先生も御指摘がありました。  反戦地主と一口で言っても、それは確かにいろいろあります。先祖伝来の土地は手放したくないということやら含めてありますけれども、共通していますことは、権利と財産を守る軍用地主会という反戦地主会の皆さんの名前に示されておりますように、自分たちの土地は自分たちが管理をし、自分たちが使い、そして多く

1997-04-16 金城睦 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 私の知っている限りではそうたくさんあるわけではありません。ほかに例えば、沖縄の幹線道路に五十八号線という那覇から北の方に進んでいる道路があって、その五十八号線沿いに嘉手納基地なんかもあるんですが、弾薬庫基地もあるんですが、その近くに幾つかの強制使用の対象になっている土地があるんですね。これは一般的な視点で見ると、その部分は返したって基地機能には何の支障もないのになと、そういうふうに判断されるようなものが幾つかありま

1997-04-16 金城睦 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 参議院

○参考人(金城睦君) 国の方は今度失権状態が生まれると困ると。確かに困る部分はあると思いますよ。全くないとは思いません。ただ、困る内容は、具体的に見るとそれほどのものではないんじゃないかというのが一つあります。言われていることの中では大混乱が起こるというようなことがありましたけれども、そんなことはないんだと。それから、国際関係や信頼関係ということも言っているけれども、それもあることはあるでしょう、しかし一方では、それほどではないという認