交通安全対策特別委員会
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会
会議録情報#0
平成六年九月二十九日(木曜日)
午前十時開会
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 山田 勇君
理 事
狩野 安君
二木 秀夫君
青木 薪次君
小林 正君
委 員
青木 幹雄君
井上 裕君
野沢 太三君
穐山 篤君
大渕 絹子君
大脇 雅子君
栗原 君子君
細谷 昭雄君
吉田 之久君
荒木 清寛君
常松 克安君
西山登紀子君
事務局側
常任委員会専門
員 中島 啓雄君
─────────────
本日の会議に付した案件
○交通安全対策樹立に関する調査
(派遣委員の報告)
この発言だけを見る →午前十時開会
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 山田 勇君
理 事
狩野 安君
二木 秀夫君
青木 薪次君
小林 正君
委 員
青木 幹雄君
井上 裕君
野沢 太三君
穐山 篤君
大渕 絹子君
大脇 雅子君
栗原 君子君
細谷 昭雄君
吉田 之久君
荒木 清寛君
常松 克安君
西山登紀子君
事務局側
常任委員会専門
員 中島 啓雄君
─────────────
本日の会議に付した案件
○交通安全対策樹立に関する調査
(派遣委員の報告)
山
山田勇#1
○委員長(山田勇君) ただいまから交通安全対策特別委員会を開会いたします。
交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。狩野安君。
この発言だけを見る →交通安全対策樹立に関する調査を議題とし、先般当委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたします。狩野安君。
狩
狩野安#2
○狩野安君 去る九月六日、七日の両日にわたり、大阪府、兵庫県の交通安全対策の実施状況及び阪神高速道路湾岸線の整備状況等につきまして実情調査を行うとともに、関西国際空港、大阪府警察交通管制センターを視察してまいりました。派遣委員は、山田委員長、青木理事、小林理事、常松委員そして私、狩野の五名でありますが、以下主要な点につきまして順次その概略を御報告させていただきます。
まず、大阪府の交通事故の状況でありますが、平成三年以降、三年連続で交通事故による死者数が減少しておりましたが、本年上半期までの集計で見ますと、前年同期比で二・九%増と若干増加の傾向にあります。また、本年上半期の死亡事故を類型別に見ますと、二輪車乗車中、歩行中の事故で半数以上を占めているほか、年齢別では若年層と高齢者の事故が目立っております。
近年の大阪府下における交通死亡事故の内容を分析しますと、夜間、幹線道路、速度超過などが大きな特徴となっておりますことから、夜間の幹線道路を中心にスピード・速度超過、酒・飲酒運転、シグナル・信号無視を重点とした取り締まりとあわせて、交通安全施設の整備や、参加・体験型の交通安全教育等を盛り込んだ交通死亡事故抑止総合対策としてコスモポリス・九四なにわ三S作戦を初めとする各種の交通安全対策を推進しております。
一方、大阪府下における交通渋滞を平成五年の一日平均で見ますと、一般道路で三百十四時間、高速道路で百時間と年々増加傾向にあり、全国一と言われる違法駐車につきましても、ピーク時より減少したとはいえ、府下全域で約二十三万七千台にも達しております。このため、毎月二十日を迷惑駐車追放デー、ノーマイカーデーとするとともに、六月を迷惑駐車追放府民運動月間として府民運動を展開しているほか、公的駐車場の整備、取り締まりの強化等を図っております。
大阪市におきましては、人と車の共存を目指した新しいタイプの道路として、愛称ゆずり葉の道の整備を全国でも初めての試みとして昭和五十五年以来行っており、現在では約二十キロメートルが完成するに至っております。
なお、大阪市からは放棄自動車がここ十年間で約七倍も増加している状況にかんがみ、廃車に関するメーカー、ユーザーの責任、義務を明確にしていこうとする動きのあるドイツや、デポジット制をとるスウェーデン等、諸外国の例も参考として、放棄自動車の未然防止に関する法制度の必要性の問題が提起されました。
次に、兵庫県の交通事故の状況を交通事故死者数で見ますと、ことしの上半期で前年同期比一四%と増加しており、とりわけ自動車乗車中の死亡事故におきましてはシートベルト非着用者の割合が実に八九・三%にも達している状況であります。
また、同県の交通安全対策の一つの特徴としましては、平成元年度から進めてきている交通事故の調査研究に基づく事故防止対策が挙げられます。これは交通心理学、交通工学、人間工学の専門的知識を有する大学の教授グループと共同して行う交通事故の調査研究事業であり、これらの研究とリンクした形で各種の交通安全対策を実施しております。夜間の交通事故防止対策としての反射材普及キャンペーンもその成果から取り入れられたものであり、シルバーマークの着用意識については、全体の約八〇%が賛成しているものの、高齢者自身に拒否反応が強いことも判明しております。
兵庫県では、改正道路交通法施行後の効果といたしまして過積載の減少や車輪どめ装置の取りつけによる路上駐車台数の減少が見られ、特に明石市の場合には、瞬間路上駐車台数が改正道交法施行前に比べて約六〇%も減少した結果、路線バスの運行所要時間が七分から八分も短縮されたとの報告もございました。
なお、大阪府及び大阪市からは、道路整備特定財源制度の堅持、一般財源の充当を初めとした地方道路整備財源の充実強化、第五次特定交通安全施設等整備事業五カ年計画に基づいた事業費の確保、駐車場整備に対する補助、融資制度等の拡充等につきまして、また兵庫県からは、シートベルト着用促進のための広報の充実強化、第五次特定交通安全施設等整備事業五カ年計画の目標達成、駐車場に対する財政支援の強化、警察体制の充実強化等につきまして、国に格段の配慮を求める要望が出されました。これらの要望につきましては、今後国政の場において十分検討していく必要があろうかと思います。
次に、阪神高速道路湾岸線は、関西国際空港への主要アクセスとなると同時に、内陸部の交通混雑や生活環境の改善が期待される道路でもあります。この完成により、大阪都心部から関西国際空港の泉南地域及び神戸市を結ぶ湾岸ルートがそれぞれ四十分で結ばれることになりました。また、阪神高速道路公団におきましては、交通安全対策のための委員会を設置し、事故原因の調査、分析等により、重量違反車両等の取り締まりの強化、落下物に対する交通安全のPR、安全運転管理者の指導等の交通安全対策を実施しているほか、他の道路三公団と注意喚起標識についての共同研究を行っているとのことでありました。
このほか、九月四日に開港したばかりの関西国際空港におきましては、空港管制塔、ジャッキ・アップ・システム、旅客ターミナルを、また大阪府警察交通管制センターにおきましては、コンピューターシステムによる交通情報の収集、整理、提供の実情を視察してまいりました。
最後に、今回の派遣に当たりまして、特段の御配慮をいただきました多くの関係者の方々に心から感謝申し上げまして、派遣報告を終わります。
この発言だけを見る →まず、大阪府の交通事故の状況でありますが、平成三年以降、三年連続で交通事故による死者数が減少しておりましたが、本年上半期までの集計で見ますと、前年同期比で二・九%増と若干増加の傾向にあります。また、本年上半期の死亡事故を類型別に見ますと、二輪車乗車中、歩行中の事故で半数以上を占めているほか、年齢別では若年層と高齢者の事故が目立っております。
近年の大阪府下における交通死亡事故の内容を分析しますと、夜間、幹線道路、速度超過などが大きな特徴となっておりますことから、夜間の幹線道路を中心にスピード・速度超過、酒・飲酒運転、シグナル・信号無視を重点とした取り締まりとあわせて、交通安全施設の整備や、参加・体験型の交通安全教育等を盛り込んだ交通死亡事故抑止総合対策としてコスモポリス・九四なにわ三S作戦を初めとする各種の交通安全対策を推進しております。
一方、大阪府下における交通渋滞を平成五年の一日平均で見ますと、一般道路で三百十四時間、高速道路で百時間と年々増加傾向にあり、全国一と言われる違法駐車につきましても、ピーク時より減少したとはいえ、府下全域で約二十三万七千台にも達しております。このため、毎月二十日を迷惑駐車追放デー、ノーマイカーデーとするとともに、六月を迷惑駐車追放府民運動月間として府民運動を展開しているほか、公的駐車場の整備、取り締まりの強化等を図っております。
大阪市におきましては、人と車の共存を目指した新しいタイプの道路として、愛称ゆずり葉の道の整備を全国でも初めての試みとして昭和五十五年以来行っており、現在では約二十キロメートルが完成するに至っております。
なお、大阪市からは放棄自動車がここ十年間で約七倍も増加している状況にかんがみ、廃車に関するメーカー、ユーザーの責任、義務を明確にしていこうとする動きのあるドイツや、デポジット制をとるスウェーデン等、諸外国の例も参考として、放棄自動車の未然防止に関する法制度の必要性の問題が提起されました。
次に、兵庫県の交通事故の状況を交通事故死者数で見ますと、ことしの上半期で前年同期比一四%と増加しており、とりわけ自動車乗車中の死亡事故におきましてはシートベルト非着用者の割合が実に八九・三%にも達している状況であります。
また、同県の交通安全対策の一つの特徴としましては、平成元年度から進めてきている交通事故の調査研究に基づく事故防止対策が挙げられます。これは交通心理学、交通工学、人間工学の専門的知識を有する大学の教授グループと共同して行う交通事故の調査研究事業であり、これらの研究とリンクした形で各種の交通安全対策を実施しております。夜間の交通事故防止対策としての反射材普及キャンペーンもその成果から取り入れられたものであり、シルバーマークの着用意識については、全体の約八〇%が賛成しているものの、高齢者自身に拒否反応が強いことも判明しております。
兵庫県では、改正道路交通法施行後の効果といたしまして過積載の減少や車輪どめ装置の取りつけによる路上駐車台数の減少が見られ、特に明石市の場合には、瞬間路上駐車台数が改正道交法施行前に比べて約六〇%も減少した結果、路線バスの運行所要時間が七分から八分も短縮されたとの報告もございました。
なお、大阪府及び大阪市からは、道路整備特定財源制度の堅持、一般財源の充当を初めとした地方道路整備財源の充実強化、第五次特定交通安全施設等整備事業五カ年計画に基づいた事業費の確保、駐車場整備に対する補助、融資制度等の拡充等につきまして、また兵庫県からは、シートベルト着用促進のための広報の充実強化、第五次特定交通安全施設等整備事業五カ年計画の目標達成、駐車場に対する財政支援の強化、警察体制の充実強化等につきまして、国に格段の配慮を求める要望が出されました。これらの要望につきましては、今後国政の場において十分検討していく必要があろうかと思います。
次に、阪神高速道路湾岸線は、関西国際空港への主要アクセスとなると同時に、内陸部の交通混雑や生活環境の改善が期待される道路でもあります。この完成により、大阪都心部から関西国際空港の泉南地域及び神戸市を結ぶ湾岸ルートがそれぞれ四十分で結ばれることになりました。また、阪神高速道路公団におきましては、交通安全対策のための委員会を設置し、事故原因の調査、分析等により、重量違反車両等の取り締まりの強化、落下物に対する交通安全のPR、安全運転管理者の指導等の交通安全対策を実施しているほか、他の道路三公団と注意喚起標識についての共同研究を行っているとのことでありました。
このほか、九月四日に開港したばかりの関西国際空港におきましては、空港管制塔、ジャッキ・アップ・システム、旅客ターミナルを、また大阪府警察交通管制センターにおきましては、コンピューターシステムによる交通情報の収集、整理、提供の実情を視察してまいりました。
最後に、今回の派遣に当たりまして、特段の御配慮をいただきました多くの関係者の方々に心から感謝申し上げまして、派遣報告を終わります。
山
山田勇#3
○委員長(山田勇君) これをもって派遣委員の報告は終了いたしました。
最後に、一言ごあいさつを申し上げます。
皆様既に御承知のことと思いますが、次期国会には本委員会は設置されないこととなりました。
委員長在任中は、皆様方のお力添えをいただきまして、大過なく委員長の職責を果たすことができました。皆様方の御協力に対し、心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。拍手
本日はこれにて散会いたします。
午前十時八分散会
この発言だけを見る →最後に、一言ごあいさつを申し上げます。
皆様既に御承知のことと思いますが、次期国会には本委員会は設置されないこととなりました。
委員長在任中は、皆様方のお力添えをいただきまして、大過なく委員長の職責を果たすことができました。皆様方の御協力に対し、心からお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。拍手
本日はこれにて散会いたします。
午前十時八分散会
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