沖縄及び北方問題に関する特別委員会

2010-05-10 衆議院 全191発言

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会議録情報#0
平成二十二年五月十日(月曜日)
    午後一時開議
 出席委員
   委員長 山本 公一君
   理事 杉本かずみ君 理事 玉城デニー君
   理事 福嶋健一郎君 理事 松木けんこう君
   理事 向山 好一君 理事 伊東 良孝君
   理事 佐田玄一郎君 理事 遠山 清彦君
      石関 貴史君    石津 政雄君
      小林 興起君    瑞慶覧長敏君
      高野  守君    仲野 博子君
      鉢呂 吉雄君    藤田 憲彦君
      三宅 雪子君    皆吉 稲生君
      山岡 達丸君    井上 信治君
      北村 茂男君    小池百合子君
      宮腰 光寛君    赤嶺 政賢君
      照屋 寛徳君    下地 幹郎君
    …………………………………
   外務大臣         岡田 克也君
   国務大臣
   (沖縄及び北方対策担当) 前原 誠司君
   内閣官房副長官      松野 頼久君
   内閣府副大臣       大島  敦君
   厚生労働副大臣      長浜 博行君
   防衛副大臣        榛葉賀津也君
   内閣府大臣政務官     泉  健太君
   外務大臣政務官      吉良 州司君
   文部科学大臣政務官    高井 美穂君
   農林水産大臣政務官    佐々木隆博君
   国土交通大臣政務官    長安  豊君
   防衛大臣政務官      楠田 大蔵君
   防衛大臣政務官      長島 昭久君
   政府参考人
   (内閣府政策統括官)   原田 正司君
   政府参考人
   (内閣府沖縄振興局長)  清水  治君
   政府参考人
   (内閣府北方対策本部審議官)           小河 俊夫君
   政府参考人
   (厚生労働省大臣官房審議官)           森岡 雅人君
   政府参考人
   (環境省総合環境政策局長)            白石 順一君
   衆議院調査局第一特別調査室長           湯澤  勉君
    —————————————
委員の異動
五月十日
 辞任         補欠選任
  土肥 隆一君     藤田 憲彦君
  仲野 博子君     石津 政雄君
  若泉 征三君     皆吉 稲生君
  井上 信治君     小池百合子君
  稲津  久君     遠山 清彦君
同日
 辞任         補欠選任
  石津 政雄君     仲野 博子君
  藤田 憲彦君     土肥 隆一君
  皆吉 稲生君     若泉 征三君
  小池百合子君     井上 信治君
同日
 理事稲津久君同日委員辞任につき、その補欠として遠山清彦君が理事に当選した。
    —————————————
本日の会議に付した案件
 理事の補欠選任
 政府参考人出頭要求に関する件
 沖縄及び北方問題に関する件
     ————◇—————
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山本公一#1
○山本委員長 これより会議を開きます。
 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
 委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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山本公一#2
○山本委員長 御異議なしと認めます。よって、理事に遠山清彦君を指名いたします。
     ————◇—————
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山本公一#3
○山本委員長 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。
 この際、お諮りいたします。
 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官原田正司君、内閣府沖縄振興局長清水治君、内閣府北方対策本部審議官小河俊夫君、厚生労働省大臣官房審議官森岡雅人君及び環境省総合環境政策局長白石順一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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山本公一#4
○山本委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
    —————————————
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山本公一#5
○山本委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小池百合子君。
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小池百合子#6
○小池委員 小池でございます。
 本日、沖縄北方対策委員会にて質問の機会をちょうだいいたしました。簡潔にお答えをいただければ、このように思います。
 まず、昨今の報道、流れを見ておりまして、私は本当に情けない、その一言でございます。
 例えば、沖縄の普天間の移設先をめぐりまして、あたかも旅行先もしくは不動産を探すかのような報道が毎日出て、その名前が挙がったところでは反対集会が行われ、疑心暗鬼が生まれている。そして、国外だ、いや、最低でも県外だとおっしゃっていた鳩山総理でありますけれども、最近では辺野古、そして環境に優しいかどうかわかりませんけれども、くい打ち方式でなどということで、最低でも県外と言ったのがいつの間にか、何のことはない、一番ワーストであるとそこから察することができる沖縄にまた舞い戻ってきて、そしてくい打ち方式なるもので、今は地名から工法へと話がすりかわってきているわけでございます。
 二十一世紀に入って約十年、そしてまた万博が上海で行われ、ことしにも日本の経済の規模が世界第二位から中国にその座を奪われるというような状況、そしてまた環境なども中心として今世界が大きく動いている中において、国内問題もございます。宮崎の口蹄疫の問題もございます。諸々、我が国としての課題が山積している中で、この迷走ぶりを見ておりまして、国家としての形態を整えていないのではないか、このように諸外国から見られてもおかしくないような状況でございます。そういう中におきまして、きょうはこの沖縄の委員会でございますので、幾つかその情けない事案の件をお聞かせいただこうと思っております。
 まず、事業仕分けで、先月二十三日に沖縄科学技術研究基盤整備機構に関しましての仕分けが行われたわけでございます。その結果でございますけれども、運営委員会、ボード・オブ・ガバナーズの経費の予算縮減、そして事務体制の強化の必要性が判定として下された、このように聞いているわけでございます。
 そして、そのとき、私もこの流れにおいて沖縄担当大臣として担当もいたしていたということも振り返りますと、ノーベル賞の受賞者でありまして理事長のシドニー・ブレナーという方が、おひげをいっぱい蓄えられまして、そして仕分け会場にちょこんと座っておられたわけでございます。最後に、シー・イズ・ア・チャーミング・レディーという、この言葉をどう受け取るかが問題かと思いますけれども、その言葉を残して去られたということでございます。
 辺野古の問題はだめだけれども、このOISTの方は残すということでございますから、それはそれでいいかと思いますけれども、例えばシドニー・ブレナー先生を初めとして、ボード・オブ・ガバナーズにかかわっている方々というのはずらりとノーベル賞学者の方々がそろっておられて、そして、その会議費が高い、会議をするのがサンフランシスコはおかしい、そんな議論があったと聞いております。しかしながら、この方々をそろえ、そしてまた会議費、一回出席すれば五十万が高いかどうかというのは、これは知識に対してどれぐらいの敬意を払っているのかという一つの目安にもなるわけでございます。
 そしてもう一つ申し上げますと、このノーベル賞学者のメンバー、ヴィーゼル先生はノーベル医学賞の受賞、フリードマンMIT教授は物理学賞、ティモシー・ハントさんは二〇〇一年の医学・生理学賞、李遠哲さんは台湾の方で、八六年、化学賞受賞、そして一番活発に動いてくださってきた利根川進先生、MITの教授でございますが、八七年の医学・生理学賞、そして今名前は消えておりますけれども、スティーブン・チューという、同じく物理学賞を受賞された方もこのボードメンバーでございます。
 この方々を一カ所に集めて議論をしていただいて、それは大変熱のある議論で、この世界をどうやって救っていくか、科学で救っていくか、その中心を日本の沖縄に置くんだという、そのパッション一つで動いてきてくださっているんですね。そこでもって会議費一回五十万円は高いじゃないかというのは、私は非常に矮小化した見方であって、その方々は日々、メールでやりとりをずっとされておられるんですね。
 だから、一回行きましたといって、演歌歌手の公演じゃないんですよ、演歌歌手の方も日々努力されておられますけれどもね。だけれども、そういう見方で、ただただ計算、高いじゃないか、このように一刀両断するのは、私は日本からのメッセージとして、ああ、日本というのはそういう国なんだなということがこの方々のメールで回っているという事実、これについて担当の前原大臣はどう考えますか。
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前原誠司#7
○前原国務大臣 この機構発足当時の沖縄担当大臣は小池委員だというふうに承っておりますし、今おっしゃったことについては、私も大きな方向性といいますか、考え方としては委員と共有するものであります。
 今回は、事業仕分けというもので、さまざまな観点から議論がなされたというふうに伺っておりますけれども、この沖縄科学技術大学院大学というのは、沖縄振興もさることながら、日本に世界水準の大学院大学をつくろうということでスタートしたものでございまして、知的クラスターの形成、そして人材の育成につながるものでありまして、大変重要な国家プロジェクトであるというふうに認識をしております。したがって、今の準備はしっかりと進めていく中で、予定どおりの開学につなげていきたい、このように考えているところであります。
 今、小池委員からお話ございましたように、先般の事業仕分けにおきまして、機構の運営委員会の経費、ガバナンス体制等について議論が行われて、結果として、事業規模を縮小するとともに、ガバナンスを見直すべきということがございました。
 一回の謝金五十万円が高いかどうかということについては、今委員がおっしゃったように、世界のトップレベルの方々に集まっていただき、またその準備等もしていただくということを考えれば、私は決して高い金額だとは思っておりません。ただ、今までの準備の過程にありまして、予定を四十億円も超える支出が行われていたということが明らかになって、このことについては私の方から厳しく、体制の見直し、そして予算管理とか事務管理体制の見直しというものを指示したところでございます。
 今回の仕分けの結果も踏まえまして、これまで以上に、立派な方にも来ていただくと同時に、さはさりながら、ガバナンスがしっかりしていなかった面もあるというのも事実でございますので、管理運営体制の抜本強化を図りながら、平成二十四年の開学に向けて努力をしてまいりたい、またさまざまなアドバイスをちょうだいしたい、このように思っております。
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小池百合子#8
○小池委員 ガバナンスの問題というよりはマネジメントの問題ではないかと思います。四十億円膨らむなどというのは、これは研究者の言うことを全部聞いていたらそうやって膨らんでしまうわけですから、専任事務局長を置くというのは正しい、このように私は思っております。
 また、前回のときに、二位じゃだめなんですかという有名な言葉があったときに、日本のノーベル賞学者がずらっとそろわれて、歴史の法廷に立つ準備はあるのかということを訴えておられましたね。私は、あのとき日本の科学者たちがずらっと並ばれましたけれども、今回の仕分けの負の遺産は、すばらしく人格が高く、そしてまた世界じゅうにネットワークを持っておられるブレナー先生を通じて、日本という国はなあということがどう広がってしまうか、このことが大変恐ろしいなと思っているんです。
 このOISTの出身者が今後ノーベル賞を受賞するということを一つの目標にしながら、わかりやすい目標としてやっているわけでありまして、また、ノーベル賞の世界というのは、専門の学賞は専門家がチェックをするんですね。ですから、このボード・オブ・ガバナーズが開かれているときにどんな会話をしているかといったら、いや、あの学者はもう少し勉強してもらわないといけないとか、もう少しこの辺のところを研究した方がいいとか、このOISTに自分の弟子を送るかどうかとか、そんなことを言っておられるわけでありまして、そこを五十万円だ何だかんだの話になってしまうと、非常に矮小化してしまう。
 それこそ、この方々は世界に散らばって研究を続けておられるので、わざわざそのために集まって抗議集会を開くなどというようなことはされないと思いますけれども、実は、目に見えない形で、ノーベル賞のネットワークにこのOISTが下に位置づけられてしまうということは今回のマイナス面になっている。そのことは余り日本では喧伝されておりませんけれども、せっかくOISTをつくるんですから、もっと知に対しての深い配慮というものがなければ、科学者も世界じゅうから今引っ張りだこなんですよ。わざわざ日本に来て、そして沖縄で知のコアをつくろうという心意気でやってくださっているところを絶対に忘れないでほしい、このことを強く申し上げておきたいと思います。
 そして本題になりますけれども、ああ情けないと思ったのは、冒頭に申し上げましたように、国外、最低でも県外とおっしゃっていたあの鳩山総理が進められているのが、また結局、辺野古の地に戻ってきている、各種報道を見ておりましてそのように受けとめているわけでございます。
 もっと情けないと思ったのは、例の、学べば学ぶにつけ、沖縄の米軍全体が連携して抑止力が維持できるという思いに至った、浅かったと言われればそのとおりかもしれないと。聞いたときに一言、情けないと思いました。そしてまた脱力をいたしました。
 十三年、十四年、くいの一本も打てなかったじゃないかと。だけれども、その間にはさまざまな苦労があり、そしてまた沖縄の皆様方に、それはそれは苦渋の決断もしていただき、それを積み重ねてきて用意をして環境アセスも整い、あとはゴーサインだけといったところでちゃぶ台がひっくり返されたんですね。その上で、今になってまた沖縄に戻ってくるんですか。あり得ないじゃないですか。
 これまでの間だって、この期間、普天間の問題で迷走を続ける、そしてそのことが世界に喧伝される、ルーピーなどというような恥ずかしい言葉を世界の一流紙の、たとえコラムとはいえ、そんなところに載せられる。みっともないじゃないですか。
 前原さん、どう考えますか。
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前原誠司#9
○前原国務大臣 鳩山総理は、御自身の思いの中で、できるだけ沖縄の負担軽減をしたい、こういう思いをずっと一貫して持っておられると思いますし、また、その思いの中で今までも行動されてきたんだというふうに思っております。
 我々今申し上げられることとしては、五月末までに決着をさせるという総理の思いの中で、一致協力をしながら沖縄の負担軽減、そして最も大きな問題である普天間の飛行場の少なくとも危険除去、そして返還というものにつなげていくためにしっかりと努力をしていきたい、このように考えております。
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小池百合子#10
○小池委員 けさも関係閣僚会議が開かれたと聞いております。急に開かれたのではないでしょうか。そして今、沖縄の負担軽減に対しての思い、これは私たちだって持っていますよ。当然のことであります。
 その中において、理想と現実の中で一つ一つの作業を重ね、そして沖縄施設庁、今は防衛局と言っていますが、職員たちが一升瓶を片手にしながら県民の皆さんと、それぞれの地域の皆さんと、信頼の醸成を重ねて重ねて重ねてやってきたわけであります。一升瓶といっても泡盛ですから結構きついですよ。そういう中において準備を重ねてきたわけでありまして、環境アセスについても、二年たっぷりかけてやってきたわけであります、潮の流れがどうなるのか、藻場の変化はどうなるのか。そういったことを重ねてきて整えた、そのちゃぶ台をひっくり返されて、そして今ひっくり返ったちゃぶ台を皆さんが一つ一つ集めようとして、結局、何のことはない、もとの辺野古ですか。
 辺野古の案は今どうなっているんですか。生きているんですか、死んでいるんですか。
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前原誠司#11
○前原国務大臣 現時点で、鳩山総理から政府としての、また総理としての正式に決まった考え方というのは示されておりません。その環境整備に向けて、今あらゆる選択肢の中で、政府の中で議論をしている最中でございます。
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小池百合子#12
○小池委員 今議論をしているとおっしゃいましたけれども、御自分で勝手に区切られたリミット、デッドラインというのは五月末でしょう。五月末までに、これまで担当してきた我々とすれば、どう考えても、物理的にも心理的にもこれは無理ですよ。そのことをきのうテレビでお認めになったんじゃないですか、前原大臣。
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前原誠司#13
○前原国務大臣 とにかく、政府一体となって総理の思いを実現すべく努力をしていく、それに尽きるわけであります。
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小池百合子#14
○小池委員 では、努力が実らなかったらどうするんですか。
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前原誠司#15
○前原国務大臣 実らなかったことを考えるよりは、今、実るように努力をしていく、こういうことでございます。
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小池百合子#16
○小池委員 だれに祈るんですか。祈るというのはだれに対して……ヤジ実る。わかりました。聞き間違えましたけれども、祈るとしか聞こえませんでした。もはやそういう状況なのかな、このように思うわけでございます。
 そもそも抑止力を、もう総理になっているんですよ、一国の総理ですよ、そして軍ではないけれども、いわゆる三軍の長ですよ、その方が、今抑止力というものがわかりましたと言っておられることについて、これは重要な国家機密を漏らしたと言わざるを得ません。つまり、この国のトップというのが安全保障という一番重要な必須科目をただいまお勉強中であるということを認めてしまうということは、これは安全保障上問題だと思いませんか、前原さん。
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前原誠司#17
○前原国務大臣 当然、鳩山総理は、日米同盟関係の重要性、そしてまた抑止力、そういうものはよく御存じなわけであります。
 ただ、鳩山総理の性格であると私は思いますけれども、謙虚さからああいう発言になったということで、全くもって抑止力を御存じなかったということは、私は日ごろずっと鳩山さんとお話をしておりますけれども、そういうことは全くないということは断言できます。
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小池百合子#18
○小池委員 謙虚さによって徳之島の人たちの気持ちを翻弄し、そしてまた沖縄の皆さんに最低でも県外と言っておきながら、また辺野古に戻ってくるというのは、これは謙虚なんですか。
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前原誠司#19
○前原国務大臣 とにかく、政府一体となって五月末に向けてしっかりと、沖縄の負担軽減のために、普天間の返還のために努力をしていく、それに尽きると考えております。
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小池百合子#20
○小池委員 さっきから、とにかくばかり出てくるんですけれども、それはもう思考停止の言葉ですね。現実にこの国の安全を担っている国家として、とにかくとにかくばかり言って、そしてまた混乱が広がっていくというのは安全保障上問題ではないかということを尋ねているんですが、いかがですか。
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前原誠司#21
○前原国務大臣 いろいろと報道はされておりますけれども、政府として公式に申し上げたことについては、総理は徳之島に一部機能をお願いできないかということはおっしゃいました。これはおっしゃった。それからもう一つは、すべて県外にということはなかなか難しいということも沖縄に向かっておっしゃった。
 これが、二つが公式的に述べられたことであって、それ以外は、まさに報道がいろいろされる中で、その報道でまた違った報道がなされるということでありますので、今申し上げたように、政府から総理のメッセージとして出されているのはこの二つである。そしてこの二つをベースに、最終的な取りまとめに向けて、今、政府一体となって努力をしているという状況でございます。
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小池百合子#22
○小池委員 今改めて確認をしておきたいんですが、この問題の決着、五月末までに区切られたわけでありますけれども、決着の中身をもう一度おさらいをしておきたいと思います。
 これまでの政府答弁などをまとめますと、まず第一に政府・与党内の合意ができていること、二つ目に地元の合意があること、そして三番目にアメリカ側の合意があること、これをして決着と、このように既に国会などでも述べておられるんですが、これで間違いありませんね。
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前原誠司#23
○前原国務大臣 そのときの地元の合意というものをどのように定義づけるかということだと私は思っております。やはり、しっかりと地元の方々とお話をしながら、そして、その地元の理解を得るための不断の努力というものは五月を超えてでもやっていかなくてはいけない点ではないか、私はそう思っております。
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小池百合子#24
○小池委員 その時々によって合意の定義が違うというのはどういう意味ですか。
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前原誠司#25
○前原国務大臣 今私が申し上げたとおりでございまして、基本的には五月末の決着ということに向けて、今、内閣として努力をしているところでございますけれども、その中身の地元の合意ということについては、何をもって合意とするかということについて、私は、やはり人と人のかかわりの中で話し合いがなされることでございますので、当該地域の方の御理解を得るためには不断の努力というものが必要だろうということを申し上げたわけであります。
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小池百合子#26
○小池委員 それは、例えば町長、徳之島の場合、町長は三町長おられます。どこの町になるのかによって違ってくるのかもしれませんけれども、その町長がよくわかりましたと言って、言葉を明確に発するということで合意とみなされるんでしょうか。
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前原誠司#27
○前原国務大臣 そのような明確な言葉の定義を我々は申し上げたことはございません。
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小池百合子#28
○小池委員 では、雰囲気として合意というんですか。
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前原誠司#29
○前原国務大臣 そのことも含めて、今、政府一体となって各関係方面に努力を働きかけているという現状でございます。
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