有田喜一の発言 (運輸及び交通委員会)
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○有田政府委員 實は罰金の問題につきましては、われわれは經濟界の最近の物價勝貴という點についてはもちろん考慮いたしておりますが、やみとか何とかいうことに對しましては全然そういうことは考えておらないのであります。御承知の通り船舶法というものはずいぶん古い法律でございまして、最近の公定價格の値上りを見ましても四十倍あるいは五十倍ということはざらにあるのであります。この罰金は十倍、最高のものが四十倍というようなことを考えているのでありまして、決してわれわれは今日の物價の情勢に鑑みましてこの罰金をもつて高いとは考えておらないのであります。ましてや政府が罰金をもつて歳入財源に考えているというようなことは絶對にないのであります。われわれはこの法の勵行、法治國として法律を嚴守する、それについてはやはり相當の罰金をもつて臨まないと、圓滑にこれが遂行できない、こういう見地からこの罰金刑を定めて、政府といたしましてはこれをもつて不當とは考えていない次第であります。どうかあしからず御了承願います。