葛西嘉資の発言 (厚生委員会)

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○葛西政府委員 榊原委員から御指摘の日本赤十社の終戰前と終戰後におけるいろいろな使命なり、機構なりで、變化したものについての具體的なお話でございましたが、これは詳細は資料といたしましてお手もとに配付いたしまして、ごらんをいただきたいと思いますが、大體は、日本赤十字社は戰前と申しますか、まだ陸海軍がありますころは、陸海軍兩大臣の監督に屬する、いわば軍事補助というふうなことを主たる目的とする特別の社團法人であつたわけでありますが、終戰後と申しますか、大分最近でございますが、日本赤十字がその定款を變更いたしまして、戰爭を放棄いたしました日本としては、陸海軍というふうなものがございませんし、これらのことからいたしまして、赤十字の任務と申しますか、目的と申しますか、かようなものを非常に變更いたした次第でございます。これはまず第一に、災害救助の實施竝びにこれに伴う準備というふうなことを日本赤十字の最も重要な目的、事業といたした點が非常な變り方でございます。なお社會事業あるいは児童保護、あるいは保健指導というふうなこともやることにいたしております。非常にそういうふうに性格を變更してやることになつております。これは日本赤十字が萬國赤十字社の本來の使命に鑑みまして、こういうふうに性格を變更することによりまして、萬國赤十字にもさらに繋がつてまいるというふうなことに相なつております。社團法人としての監督から申しますれば、厚生大臣がその主務官廳である。なお外交に關する問題もありますので、外務大臣と兩方で共管をするというふうなかつこうに相なつております。機構等につきましては、ただいま申し上げますように、從來の機構を改めまして、今申し上げました使命を達成するに適當なように、すでに機構の態様も整備いたしております。それらの點、あるいはまた私が申し上げましたようなことにつきまして、さらに詳細なものは書面をもちまして、お手もとに配付いたしてごらんをいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 100104237X00919470811_025

発言者: 葛西嘉資

speaker_id: 25628

日付: 1947-08-11

院: 衆議院

会議名: 厚生委員会