葛西嘉資の発言 (厚生委員会)
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○葛西政府委員 それ以外にもいろいろな法律なり、あるいは制度としましては、遺兒に育英というふうなことにつきまして、文部省の育英關係の方で——これも特別にやるということはできませんけれども、できるだけの心配をしよう。これは生活保護法の御審議のときにも御承知だと思いますが、文部省の政府委員が出まして、育英資金の支出をきめますときに、同じ點數であるというようなことであれば、なるべくこういうふうな人を優先して、その選の中に入れてやるような配慮を委員會等でやつていただこうというようなことを申されたことを記憶いたしておるのでございますが、そんなことでありますとか、あるいは法律に基くもの、あるいは法律に基かざるいろいろな社會施設というようなものも、これからのものに使つていただいてやつておるというのも御承知の通りでございます。それからそのほかいろいろな制度のもとでも、個々に取扱う場合において、できるだけ配意するようないろいろな場合が起きてくるわけであります。こういうものは先ほども申し上げましたように、特別に遺族であるからどうするということはできないのでありますけれども、その遺族の實情に即するように、いろいろな配慮をしてやるということは、少しも禁じられておらぬのでありますから、そういう意味の配慮ということが、行政の取扱いとして非常に大きくお考えいただいていいのじやないかと私どもは思います。これは先ほども申しました通り、會議等の席には、殊に先月の初めに行いました民生部長會議には、特に遺族の援護というものを大臣の指示事項の一つに掲げまして、指示をしているようなわけであります。それから將來この兒童福祉法ができてまいりますれば、保育所その他の點において遺族の方々の生活援護に果す部分は非常に多うございます。將來問題になつております例の社會保險制度というようなものが出てまいりますれば、これはその面からも出てまいりますが、現在のところはただいま申し上げたような状態になつております。