片山哲の発言 (鉱工業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○片山國務大臣 西田君にお答えいたします。さきに決議機關と協議機關と諮問機關の三つをお話しいたしたいと思いますが、それをはつきりいたしておきます。決議機關と諮問機關の中間をいくものである。それは今後における商法の解釋で、こういう機關の性質を明らかにする上においても許さるべきことであろうと思います。今までは甲にあらずんば乙というふうに、どつちかにきめてしまうということで、概念的にすべてを取扱つてまいつたのでありますが、今後においては、實際と對照いたしまして、効果を十分にあげしめるような方法を用いて、その機關の性格を明らかにする。こういうことが當然考えられてくることであろうと思います。何もこれは昔の考えに囚われる必要は少しもないと思つております。
それからただいま西田君御指摘の原案執行という問題でありますが、この點はなるほど三黨會談におきましても問題になりまして、いろいろ議論が出ました。またその後の各黨代表の會合におきましても問題が出まして、なかなか取扱いがむずかしかつたのであります。結局議論沸騰いたしまして收拾が非常に困難になりました末、三黨首會談の大綱を行う上において、その實績をあげることがよかろう、三黨首できめましたその大綱の實績をあげる方法を考え出しますならば、いくらか細目に關する問題は改訂させて、三黨の意見を取入れていこうということになりまして、原案、つまり水谷商工大臣の意見によりまして、原豫算をそのまま使うという考え方を取入れてこようじやないか。こういう意味で、本年度豫算が成立しない場合においては、前年度豫算を踏變するという意味において、今までやつて來た案をそのまま使つて、しばらくの間は、それでいこう。こういうことが、差障りなくいけるということになるし、三黨首會談で大綱をきめた意味も、大體その邊を考慮の中に入れておつたのであるから、こういうことで、本文に表わしておるような文句を考え出して、そこで皆それはよい案であるということで一致したような次第であります。その點御了承を仰ぎたいと思います。