淵上房太郎の発言 (鉱工業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○淵上委員 今の御説明では政府委員の方の解釋は、少くとも新坑にはいるのだという御説明であります。そういう意味において出炭炭坑の新坑が七つ、私はどうも非常におかしな説明だと思つております。要するに大臣の發表されましたる新坑の出炭炭坑七というのは、新坑でないのが六坑あるというふうにしか解釋できないのであります。もう一つの小倉炭坑は、新坑であるのかと思つておるのでありますが、これは聞くところによると、小倉炭坑は鑛區が二つにわかれておつて、眞中に遮斷した區域があつて、この區域は公害があるというので、小倉炭坑出願の場合においては許可されなかつた。他の人から出願して新たに許可になつた。しこうして現在まだ紛爭が解決できてないやに聞いておるが、この在來の小倉炭坑は、第二の三池とでも言われる非常に有望な炭坑だと言われております。星條旗紙あたりも、燃料不足に惱む日本のホープだというて、非常に驚異の眼をもつて見ておる有力な炭坑であるのでありますが、ただいま申しますように遮斷鑛區がありますために、掘進が不能になるおそれがあるのであります。この紛爭も納まらない小倉炭坑において、二十三年度、第一年度に二萬トンがはたして豫期し得るかどうか、ここの炭質は宇部あたりと大體同じであつて、四千八百カロリーから六千カロリーまでということでありますが、平均五千六カロリー二十萬トン新坑計畫から申しましても、炭質から申しまして五千六百カロリーのものがとれるかどうか、しかも量におきまし、先ほど申すように二萬トンが期待し得るかどうか、私はとうてい來年度二萬トンはおろか、一萬トンもとれないじやないかと思つておるのでありますが、どういう御見解でおられるか、それをお伺いいたします。