齋藤正年の発言 (鉱工業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○齋藤説明員 お答えいたします。資源の乏しいわが國におきましては、新しい資源を今後極力開發いたさねばならないのでありますが、亞炭は未開發資源中の最たるものでありまして、政府といたしましても、この亞炭を大いに開發いたしまして、燃料事情の緩和をはかり速やかに經濟の安定をはかりたいと考えてをります。ところが、この亞炭の採掘及びその利用につきましては、まだまだ多分に研究の餘地があり、かつ一般の認識もきわめて低いと申さねばなりません。そこで政府といたしましても、組織的科學的に亞炭の採掘から加工乾溜、さらにその燃燒に至るまで、亞炭に最も適しますところの方策を研究する必要をつとに痛感いたしておるわけであります。
現在も亞炭に關する國立の研究所の設置方につきまして、關係方面と鋭意折衝中でありますが、その設置については、未だ確定はいたしませんが、もし設置します場合は、東北方面が適當ではないかと、ただいまのところ考えている次第でございます。今後關係方面各位の御協力をいただきまして、是非とも國立亞炭研究所の設立を實現いたしたいと思つている次第でございます。
—————————————