三島利美の発言 (国土計画委員会)
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○三島説明員 岩手縣の水害對策につきまして内務省關係を申し上げます。
應緊急對策として高率の助成をしてもらいたいという御意見でありますが、極力この線に沿つて御希望に副いたいと思つております。かりに高率補助という形をとらない場合におきましても、必ずや縣財政に對しまする一般財政援助という形のいずれかによりまして、極力國庫財政とともににらみ合わせまして、御期待に副うように努力いたしたいと考えております。資材の問題につきましても、これをまた極力努力をいたしておりまして、大體あるいは鋼材につきましてはある程度見透しを得ておりますが、何と申しましてもセメントが非常な隘路でありまして、この點につきましては前途きわめて楽観を許さないのでありますが、今後ともできる限りはひとつ盡力いたしたいと思います。なおまた災害復舊費につきましては今日までひとり岩手縣に限りません、災害の激甚縣に對しましては、災害作業が進みます前に、數囘にわたりまして補助金の内渡しの意味におきまして、今日まである程度の補助金を交付いたしてまいつております。それで及びません分については緊急融資の手を打つたのであります。つい先ほど公共事業費の追加豫算が上程されたのであります。あの範圍におきましては、とうてい全國の災害復舊費に對します補助金を倍額だけ支出するには至りません。今後災害査定を今月中にはぜひとも完了いたしまして、その結果をまちまして、もう一度補助金の増額につきましてはぜひとも全力を盡くしまして、極力善処いたしたいと思つております。
恒久對策といたしまして北上川の根本治水計画であります。これは目下極力その成案を得ることに急いでおります。今しばらくの間時日をおかし願いたいと思います。なおまた今後の北上川沿岸は単なる災害復舊でありませんで、今後の改修計画というものを十分見透しまして、その線に合うように積極的な災害復舊でもつて對処いたす方針であります。