今村忠助の発言 (国土計画委員会)

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○今村(忠)委員 今の説明で大體わかりましたが、ここにありまする和歌山港、廣島、この中國の部分と四國の新居濱、小松島等は、ちよつと考えて朝鮮と貿易するのに便利だと考えられませんし、四國の一部は臺灣とのことは一應考えられますし、酒田の樺太との連絡も一應考えられんではありませんが、何かしらこれらが便乘して、この際開港しておいたらいいじやないかという、漠然たる考えのようにとられるのであります。三千トン程度のものの施設があつたとしても、臨時に外國船がはいつたりいたしましても、税關のごときちやんとした設備がされておるとも考えられませんし、また倉庫のごとき適當なものができておるや否やということも、實際われわれは考えられぬのであります。まことに今日いろいろの面において、財政を縮小していかなければという場合、殊にまた外國との平和條約締結後において、通商が密になつていつて、そのとき考えられることは、外國人が非常に各地にはいつて風紀を紊すというような點、あるいは經濟上の犯罪を犯すというような點等を考えていきますと、むちやくちやに港を殖やして取締りに困るというようなことが附随してくるのではないかと一應考えられるのであります。そういう點から考えましたときに、今の説明の臺灣と朝鮮との交通という點からだけ考えては、どうもこれらのあとに殘された港は便乘するおそれがあるように思われるのであります。特に何かここに開港する必要があるのか、もう一度はつきりした御説明を願いたい。

発言情報

speech_id: 100104316X02919471201_013

発言者: 今村忠助

speaker_id: 20020

日付: 1947-12-01

院: 衆議院

会議名: 国土計画委員会