松浦東介の発言 (国土計画委員会)
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○松浦(東)委員 簡單に御説明申し上げます。この請願は山形県最上郡西小國村長佐藤敬輔君ほか三百八十六名の多人数からなつております。白川というのは最上川の支流の小國川の支流でありまして、山形県の北部最上郡西小國村の東部より北部に流るる川であります。川の上流は東北でも有名な森林地帯であり、また下流は耕地が約三百五十町歩ほどございます。上流の方は、大正十二年ごろより営林署の伐採の工事が開始せられまして、またその後、殊にこの戰争中には用材竝びに製炭用材が非常に多くとられましたような關係で、非常に現在は荒れはてております。一朝降雨の際には耕地が非常に荒れるのでありまして、貧弱な地元ではとても救濟ができないのであります。昭和十七年には日川上流に砂防工事を施行していただきましたので、地元民は非常に喜んでおつたのでありますが、これもその翌年の十八年には弱入手難のために、工事が半ばにして中止のやむなきに至つたのであります。昭和十九年七月の洪水、また本年七月、八月の二回の洪水で流域耕地の決壊、埋没、冠水は百数十町歩に及びまして、護岸及び堤防工事は全部破壊せられ、このまま放置すれば、おそらく耕地がほとんど大半烏有に蹄するのではないかということが非常に心配になるわけであります。しかるに、これが復舊工事には多額の費用を要するのでありまして、とても貧弱な村財政はもちろん、地元としては負擔しきれないのであります。こういう現状をお察し願いまして、何とか御救濟を願いたい。こういう請願でございます。しかるべく御採決を御願いいたします。