加藤進の発言 (予算委員会)
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○加藤(進)政府委員 ただいまの御質問に對しお答え申し上げます。宮内府といたしましては、ただいまのお話にありましたように、御巡幸には各種の費用を要することでありまするが、この費用が結局は國民の負擔にかかるということはよく承知いたしております。但しこの御巡幸の要望は國民の大多數の聲であると存じまするし、現に各地方から巡幸を要望する聲が非常にわれわれの方にまいつております。陛下も御自身國民を親しくお勵ましになり、お慰めになるという思召も、はなはだ強いものがありますし、またこれを一つのお務めとお感じになつておるのであります。この陛下の思召、お考えを實現し、國民の大多數の要望にこたえるためには、どうすればよいかと申しますと、われわれは結局陛下の御巡幸をできるだけ簡素に、かつ國民に最もよくお話になる機會を得るのに役立つようにすることと存じます。今後も國民の多く要望にこたえねばならぬと存じますが、その形につきましてはできるだけ節約を加え、またこれをお迎えする地方民の負擔にならないように善處しながら、陛下の御希望を實現し、また國民の要望に答えていきたいと存じます。