和田博雄の発言 (予算委員会)

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○和田國務大臣 インフレーシヨン下における豫算編成の問題は、お話のように、經濟が平常時におきまするときとは、やはり異なつた觀點から編成されていくべきものだと思います。結局はインフレーシヨンというものが、今後どういうふうになつていくかという見透しと、それからインフレーシヨンに對して財政が一體どういうふうな地位を占めておるかという財政自體のもつ地位の認識と、それからそのときにおきまするやはり生産囘復のテンポといいますか、日本の場合で言えば、それと同時に國際關係のいろいろな經濟環境といつたようなものを、やはりインフレーシヨンの克服のために、實際上の基盤をなすところの、そういつた面を考えて編成さるべきものだと思うのであります。ただ今囘の場合は追加豫算であります。二十三年度に編成さるべき本豫算ではなく、追加豫算という一つの制約があるわけであります。そこでその制約のもとに今度の追加豫算を組みます場合にも、やはり一般豫算において健全財政の建前をとりましたその健全財政の建前を貫くという考え方で、追加豫算の編成にあたつたのであります。もちろん追加豫算でありますので、本豫算と違いまして、そこにいろいろなものを盛つていくということにならなかつたわけでありますが、とにかく今度の追加豫算におきましては、一般會計から特別會計もひつくるめまして、一應の健全財政の線を堅持したということは、これはやはりインフレーシヨンというものに對する豫算の組み方という立場から組んだことを、御了承願いたい、こう思うのであります。

発言情報

speech_id: 100105261X01719471107_020

発言者: 和田博雄

speaker_id: 35072

日付: 1947-11-07

院: 衆議院

会議名: 予算委員会