福田赳夫の発言 (予算委員会)
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○福田(赳)政府委員 お説の通り、豫算を實行していく問題は、特に租税の徴收ができるかどうかという點にかかつており、きわめて重大な問題と心得ておるのであります。しかしながら、國民の御協力によりまして、ぜひともこれはひとつ完遂したいという確信をもつて、この豫算を編成したわけでありますが、何と申しましても、今後その實をあげるということが重大なる問題であります。しかしてその實をあげるということにつきましては、本豫算を基礎にいたしまして、ただいま國家資金計畫全般にわたつて計畫性を與えるという方向に進みたいと思うのであります。一番むつかしいのが第三・四半期、すなわち十月には通貨の發行が百十億を起える状況であつたのでありまするが、十一月十二月、この三箇月の状況がきわめて重大であろうというふうに思うのであります。この三箇月の間の資金繰りをどうするかということが大體見當がつきますれば、第四・四半期の方は、これよりも相當樂に乘切れるのじやないかというふうに考えておるのであります。第三・四半期といたしましては、問題は租税が第三・四半期にいくらとれるかという問題と、第三・四半期における國家の歳出がどの程度に壓縮できますか、こういう問題に相なるわけであります。ただいまその兩者にわたりまして、十分檢討を加えつつある次第であります。これさえ解決できますれば、まず本年度の豫算も豫想通り完遂できる。かように信じておるのであります。