原健三郎の発言 (予算委員会)

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○原(健)委員 技術的にはいろいろ準備を進められて、いついかなるときに豫備會議があつても、萬全を期しているという、非常に力強い御答辯で、ありがたく思いますが、もう一點お聽きいたしたいことは、講和會議に臨むにあたりましても、眞に日本國民の意欲を代表していくためには、内閣は私は強力でなければならぬと考えるのであります。はたしてこの片山内閣のごとく、今日きわめて弱體化している内閣において、この講和會議に臨むことができるか。國民の輿望を代表して力強く世界に向つて講和會議の代表を出すことができるかどうかを、私ははなはだ懸念するのでありますが、これについて、どういう考えをもつておられるか。
 また私をして言わしむるならば、講和會議に臨むときには、やはり強力なる内閣でなければならぬという考えのもとに、二つの考えをもつている。
 その一つは今日の事態のままならば、よろしく擧國政權を樹立して、國民が眞に一致して講和會議に臨んでいるという政治體制か、さもなければ、その前に總選擧を斷行して政黨を整理して、こういう小黨分裂から離れて二大政黨ぐらいにして、思い切つて單獨政權をもつて講和會議に臨むかのどちらかだと思うのであります。今日のままでいくならば、もつと強力な政權でいくか、このままでいけないならば、講和會議前において、早々に總選擧に訴えて、二大政黨ぐらいにして、單獨政權をもつてこれに臨むか、どちらかでなければならぬ。片山内閣のごとき餘命いくばくもないとうわさされ、また全國民から信用を非常に失墮していることもおおうべからざる事實であります。これでははなはだもつて頼りないと考えるのですが、外務大臣の御見解をお伺いいたします。

発言情報

speech_id: 100105261X01919471110_008

発言者: 原健三郎

speaker_id: 25371

日付: 1947-11-10

院: 衆議院

会議名: 予算委員会