井上良次の発言 (予算委員会)
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○井上政府委員 敗戰以來砂糖の主要産地であります南方の地域が失われましてから、非常に甘味料が不足をいたしております關係上、砂糖の代替といたしまして、サツカリンとかズルチンとかいうようなものを使つておる次第であります。今お尋ねの本年度の砂糖の需給計畫でありますが、これをこの際具體的に申し上げますと、需要は大體家庭用、人工哺乳添加用、乳幼兒用、外國人用、病人用、醫藥用、輸出罐詰菓子用、工業用、農家製糖工場への還元用、その他合計をいたしまして七十五萬五千五百ピクルになつております。これの供給は、昨年から本年に繰越しましたものが六萬五千四百六十七ピクル、それから二十一年度から二十二年度年期において、ビートの糖生産高が十三萬八百七十五ピクル、黒糖が五千二百五十五ピクル、それから本年の一月から四月までの輸入が九萬九千八百九ピクル、五月から十二月までの輸入見込みが五十六萬六千七百九十一ピクル。合計いたしまして八十七萬六千百二十七ピクルとなつております。そこでこれを昨年度の状況と比較して見ますと、昨年度の配給總量は二十三萬六千六ピクル、それの供給は三十萬一千四百七十三ピクルとなつております。從つて本年は昨年に比べますと、約三倍くらいの増量になつております、供給におきましても、約三倍近いものが確保されることになりますので、甘味料方面においては、相當明るい面が出てきていることを御了承いただきたいと思います。