井上良次の発言 (予算委員会)

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○井上政府委員 あなたの御意見をお伺いいたしますと、一應ごもつとものように聞えるのでありますが、小作料を金納化にいたしましたのは、御存じの通り、昭和二十年でございまして、その當時の米價は、大體五十五圓ということであつたのでありますけれども、これを大體七十五圓という割をもつて換算して、今日の小作料をきめております。從つてこの小作料を動かしますと、いろいろな點に影響してまいりますので、今日ただちに小作料の引上に、政府はここで明確に贊成するというわけにまいりません。ただ土地のいろいろな利用の關係から、どうしてもこの小作料では引合わないというような諸條件が起つてまいりました場合は、たとえば土地にかかつてくる賦課の問題、あるいは水利費の問題等の負擔が非常に大きくなつてきたというようなことがあります場合には、一應小作者によつてそれらの點を了解して、小作料の問題について、當該農地委員會等において勘案されて、適當に整理される方が最も妥當ではないか、こういうふうに考えておりまして、全國的にこの際一律に小作料をどうするという意思はもつておりません。

発言情報

speech_id: 100105261X01919471110_022

発言者: 井上良次

speaker_id: 1573

日付: 1947-11-10

院: 衆議院

会議名: 予算委員会