鈴木茂三郎の発言 (予算委員会)
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○鈴木委員長 この際あす十一日、明後十二日の公聽會に關しまして、さきに委員長竝びに理事會に一任を願つておりました件について、御報告を申し上げておきたいと存じます。
第一の公述人は、學識者として東大教授大内兵衞君、前慶大教授、評論家の永田清君、朝日新聞論説委員の土屋清君、金融關係で帝銀の頭取である佐藤喜一郎君、産業關係で經濟復興會議副議長で日本特殊鋼管社長の大塚萬丈君、富士紡社長の堀文平君、勞働組合關係で全財書記長——これは大藏省關係の從業員組合でありますが、特に税務官吏の問題その他いろいろの問題もありますので、全財書記長の品川一登君、産別の勞働組合幹事の中原淳吉君、總同盟主事の河野平次君、第二の十二日は、勞働組合關係から國鐡の中央執行委員長加藤閲男君、全遞從業員組合の交渉部長柴田照治君、農民組合關係から岡山縣農民組合連合會の江田三郎君、中小商工業關係から、東京商工會議所專務理事の吉坂俊藏君、入場税の關係について、映畫演劇の興行組合連合會常任中央委員の林弘高君、婦人代表といたしまして評論家の羽仁説子君。
なお一般公述人の申込みの中から、次の六名を選定いたしました。山口縣の町會書記、北村政次邸君、讀賣新聞論説委員の山口正吾君、農林省農業綜合研究所の東井金平君、機械技術者の山岸儀一君、東京都教員組合副委員長の野口敏夫君、宮城縣の農業會經濟部書記の八島敏君、以上でございます。
なお公聽會の案件につきましては、大きく「昭和二十二年度追加豫算について」というふうに決定をいたしておりますが、多少これをこまかくわけまして、各公述人にそれぞれそれの全般またはその中の一部についての公述を求めることにいたしております。總論といたしましては、一、經濟の再建は財政支出によるか、金融上の措置によるか。二、追加豫算は健全財政を維持し得るか。三、追加豫算とインフレーシヨンの關係及び見透し。四、千八百圓基準の是非。五、追加豫算とその財源。六、脱税の防止と大口やみ利得捕捉の方法。七、國鐡及び通信等の特別會計の赤字と獨立採算制。各論といたしまして、歳入について、一、追加豫算における所得税及び法人税増徴の可否。二、新規財源としての非戰災者特別税の可否。三、追加豫算における大衆課税の可否。四、追加豫算における專賣益金増徴の可否。五、各種租税滯納の防止とその對策。歳出について、一、官公吏の待遇改善と經費節約。二、終戰處理費と資金計畫及び物動計畫との調整。三、學術、教育文化費は十分であるか。四、失業對策費は十分であるか。五災害復舊費は適當であるか。六、地方財政の國庫補助は適當であるか。七、産業復興のための資金と資材の供給に關する對策は適當であるか。七、産業復興のための資金と資材の供給に關する對策は適當であるか。以上を具體的な案件といたして、これらに關する公述を求めるつもりであります。
明日は午前十時より開會いたしますが、公聽會の席にここをつくりかえます必要上、本日はこれをもつて散會いたします。
午後四時四十五分散會