細井富太郎の発言 (予算委員会)
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○細井政府委員 お答え申し上げます。先ほどからのお答えが少し足りなかつたのじやないかと考える次第でございますが、現在商工省におきましては、戰爭末期から終戰後を經まして今日に至るまでに、數囘の配置轉換を行つております。その結果現在は、大體現在の段階における執務の状況に應じまして、人の配置轉換が行われた態勢が整つていると存ずるのでありますが、なおかつ一人あたりのロードが相當大きいような情勢になつておりまして、局によりましては、ほとんど一人のロードではたえがたいというほど重荷を負わされておりまして、そのために關係方面からの御用も十分豫定の時期に達し得られないで、そのために何人かしばしば怒られているという状況でございます、私どもといたしましては、現在の定員は、先ほど申しました産業團體からの移管の仕事を別といたしまして、それ以外の事務におきましては、その筋の關係の仕事竝びに新しく次々に加わつてまいりますいろいろな統制方式の變更に應じまして、非常に一人あたりのロードが加重されているものと見ておりますので、特に局によりましては、來年度におきましても、これは若干の増員をしなければ大變なことになるというふうにさえも考えておる次第でございます。なお最近の増員は、先ほど申しましたように、産業團體閉鎖または解散に伴う増員でございまして、主として從來産業團體においてこれらの仕事をやつておりました人を吸收するという建前になつておりますので、新たに全然別個のものをもつてまいりまして増員していくというようなことでは、十分の仕事はできないわけでございまして、これは從來産業團體でその仕事をやつておりました中の全部ではございません、それをさらに壓縮いたしまして能率をあげていただくという意味で相當壓縮いたしました數字が、先ほど申しました數字でございます。以上のようなことでございまして、現在は大體配置轉換すべきものはして、それぞれの要職についており、手のあまつているものはないというふうに見ております。
なお御參考に申し上げますが、先般行政監察委員會の實地の視察もございまして、そのときにも廳舍がこのような状況ではとてもこれは能率もあがるものでない、單に民間の方々が御迷惑されるばかりでなくて、これでは仕事ができないということを非常に強く痛感されまして、その點の解決を少しも早くやれというような御結論があつた次第でもございますから、この點御參考に申し上げておきます。