井上良次の発言 (予算委員会)

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○井上政府委員 この災害補償法の負擔の問題でございますが、なるほど實際は今までの災害保險法に比べますと、五分方増加いたしております。しかしなから從來の災害共濟金に比べますと、今度は飛躍的にその共濟金額を引上げております。そういう關係から必然に、掛金においても増額をしてもらいませんと經營が困難に陷りますので、やむを得ず五分増額をいたしたのでありますが、しかしあと四割五分というものは、一應建前は國庫負擔ということになつておりますけれども、これは實は消費者負擔の關係で生れてくる金額でありまして、大體において共濟金の約半額は農民が負擔をしてもらう、約半額を消費者が負擔をするという建前をとりまして、特に普通災害の場合と異常災害の場合に分けまして、普通災害の場合においては大體農民が負擔をする。異常災害と超異常災害の場合につきましては、大體國庫においてこれを負擔していく。こういう建前をとつております。たとえて言いますと、共濟金平均九百圓もらえるということになりますと、このうち段當二十四圓は農民の負擔、さらにあと二十四圓近くのものが消費者負擔になつておる。こういうことになつておるということを御了承いただきたいのであります。將來國の財政が相當ゆとりが出てまいりますならば、當然國庫負擔の分を殖しまして、農家の經營に對して十分手當を加えていかなければならぬというつもりでおりますので、その點御了承をいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 100105261X02619471128_017

発言者: 井上良次

speaker_id: 1573

日付: 1947-11-28

院: 衆議院

会議名: 予算委員会