加藤閲男の発言 (予算委員会公聴会)
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○加藤公述人 ただいまの稻村さんの御發言は、國鐵に過剩人員があるという前提に立つての御發言のように承つたのでありますが、請負でやらせるような仕事の面には、過剩人員は絶對にない、かように申し上げたいのであります。私どもとしては、むしろ國鐵の經營の合理化という立場から、車輛その他の保守修繕、新造というものにつきましても、できるだけ外注を避けて、自分でもつております工機部その他においてやつていきたい。たとえば、極端に申し上げますならば、一つの機關車の修繕にいたしましても、國鐵の工機部でやりますれば五十萬圓で濟むものが、外注すれば七十五萬圓かかる、その差額の二十五萬圓というものは、事實みすみす國鐵は赤字に追いこまれておるという見解が立ちますので、そういうことは極力避けていきたい。ですから、私どもとしては、逆に民間にあります餘剩勞働力を工機部あたりに集中して、企業の合理化をはかつて、多角經營をしていけば問題はなかろう。かように考えております。