三橋則雄の発言 (厚生委員会)
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○政府委員(三橋則雄君) 只今のお話のように、兵の傷病恩給の金額は、非常に少い金額でありまして、恩給として出します金額といたしましては、本当に名ばかりのような金額でありまして、なんとかして増額いたしたいと、こう考えております。ところで、先程申上げましたように、傷病軍人の恩給に対しましては、この覚書に括られておるのでありまして、この兵の傷病恩給の金額を引上げることは、連合國最高司令部から出された覚書の最低の線を超えることになるのでありまして、この点傷病軍人の恩給制度を制定する際に、私は勿論のこと、当局者として勿論のこと、その他或いは大臣方においても、いろいろと関係当局にも懇請されて、増額につきまして骨を折られたところでございますが、いろいろの事情からいたしまして、連合國最高司令部から発せられた覚書の趣旨を堅く守らざるを得なくなりまして、こういうような事情になつておるところであります。それでこの線を超えます……最低限度の金額を超えて、これを増額できますことならば、増額いたしたいと考えておりますけれども、只今のところにおきましては、連合國最高司令部からの覚書のある限り、ちよつと困難ではないかと考えております。