千田正の発言 (厚生委員会)
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○千田正君 私は只今の御説明を承つて、成る程ポツダム宣言の受諾の方向において絶対動かすべからざるところの鉄則があることはよく分りましたが、日本としましては、敗戰後における民主國家としてスタートを切つたために、我々國会議員として特に要望しなければならないことは、大將であろうと、一兵卒であろうと日本人としての立場ということを考えて、個人というものの生活の保障を対象として考えなければ、民主主義政治というものの再出発ということはあり得ない。こういう点から私は只今の恩給制度に対して不満を申し返べたい。こういうのであります。先程から草葉委員の申される通り、我々は大將であろうと兵卒であろうと、今後の民主國家の立場からいつて見れば、我々全員は連帯責任として、こうした不遇の人たちに対する救済の方法を取らなければならんという点において、若し改正できる方法があるならば、それに対して当局も我々も共にその方向に進んで行くのは当然である國会議員の一人として私はこのように申上げたいのであります。