小杉イ子の発言 (厚生委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○小杉イ子君 私も傷病兵の恩給改正となることになりましたならば、草葉委員と同じ要求を申上げたいと思つておりました。私は傷病兵に対する恩給が、元の給與によつて決められるということは、誠にこれは当を得ないものであると思います。本当に千田委員のおつしやる通り大將であろうがなんであろうが、その傷病、その怪我の程度によつて決めるべきではないかと思つております。本当に目を失つた人は勿論でありますが、片手どころか両方の手を失つた人もございます。そうして両足を失つた人も生きております。片足の人もおります。先達つてもこういう人たちが見えまして、四十何円とか、五十円とか貰つておる。そうして子供が五、六人もいると申したから、私は涙をのんで、子供が五、六人おるのでそれで足らんということは理由にならん。五、六人の子供が皆赤ん坊でもあるまい。なんとかして働いておるであろう。そういうことを以て要求するのはいけない、あなたたちは最も職業を考えなければならない。足の悪い人は籠を編むとか、網をすくとか、又手のない人は人の使いをするとかいうような方法で、いろいろと職業を考えて、そうしてねばらなければならないということを申したけれども、心の中では本当に涙が出てたまらなかつたのでございます。それで私としては今申されました通り、やはり年金とか、又は生活保護料とかの方法でなんとかしてもう少し加えて頂きたいと希望するものでございます。

発言情報

speech_id: 100114237X02719471120_012

発言者: 小杉イ子

speaker_id: 10936

日付: 1947-11-20

院: 参議院

会議名: 厚生委員会