千田正の発言 (厚生委員会)

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○千田正君 只今恩給の問題について皆さんからいろいろの御質問がありましたが、私としましては先程の御当局のお話の通り、なかなか改正という問題に持つて行かなければむずかしいとすれば、生活保護法の適用という問題にこの問題が相当及ぼして行かなければならない。現在の生活保護法は果して、生活保護の規定を受けておる人たちの生活の何分かの足しになるという程度のものであるか、或いは生活の最低の保障ができる程度の保護を受けておるかどうか、ということに対して頗る疑問を有するのであります。つきましては只今恩給を受けておる、最低の生活を受けておる人たちがこの均霑に浴して、最低の生活を兎にも角にも保障できる程度の、生活保護法の規定にまで持つて行かなければならんのじやないか。只今の生活保護の給與金というものを、最低の生活を保障し得る程度にまで持つて行かなければ、この最終の目的が達せられないのじやないかということを考えますときに、現在の生活保護法というものは必ずしも最低の生活を保障するような給與の仕方をやつておらないのじやないかという点に、我々は頗る不遇な人たちの立場に立つて考えました場合において、尚この生活保護法の改正ということを相当強く要望しなれけばならんのじやないか、こう思いますので、厚生常任委員の皆さんにもこの点十分御了解なすつて頂いて、この恩給改正と同時に、生活保護法の問題も特に御研究を願つて、相併用してこうした不遇な人達の生活の立場を考えて上げなければならんじやないかと思いますので、特にこの次の際に厚生省のその方の関係の方に一應又この問題につい御審議願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 100114237X02719471120_021

発言者: 千田正

speaker_id: 27068

日付: 1947-11-20

院: 参議院

会議名: 厚生委員会