三木武夫の発言 (在外同胞引揚問題に関する特別委員会)

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○國務大臣(三木武夫君) 満洲國の現在郵便貯金につきましては、満洲國側の要請がありまして、一切現地貯金は満洲國の貯金にしてくれという要請があつたもので、全部満洲國の貯金は、向うの金で満洲國の貯金になつている。そこで御承知のように昭和二十年の九月二十三日、聯合軍の総司令部から、対外金融取引禁止命令もありまして、こちらの方でも基金なんかによつて便宜支拂つておつたものが拂われないということ。尚この問題は、満洲國の公債の問題も同じような性質で、今日本の政府として、御承知のように他の地域では、いろいろな制限はありますが、拂戻しをしている地域もあるんですが、満洲國については、満洲國の貯金であるということで、非常に困難なのでありますが、これは私も大藏大臣とも今日もいろいろ話をしたのですが、何か研究の余地はあるまいか。表向は、これはもう政府が表向から言えば責任がないといつても言えるのですが、御承知のような事情ですから、研究をしたいというようなことを話合つた次第であります。

発言情報

speech_id: 100114356X00919471014_026

発言者: 三木武夫

speaker_id: 13903

日付: 1947-10-14

院: 参議院

会議名: 在外同胞引揚問題に関する特別委員会