岡元義人の発言 (在外同胞引揚問題に関する特別委員会)
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○岡元義人君 厚生大臣にお伺いいたします。先月の特別委員会におきまして、岡元議員から提案をいたしてありました、外地におけるところの強制留用者の留守家族、強制徴用者の留守家族に対する対策については、大臣は、これは考慮してあるというお話を承つたのでありますが、その後如何相成りましたか、この点早急に処置を要するものであるということは十分分つておる問題でありまして、是非とも明確な回答が頂きたいのであります。
尚もう一つ、先日淺岡議員の本会議における回答に、庶民金庫の放出金の件につきまして、厚生大臣よりお話がありましたのですが、あの放出金の最後の一億五千万円はすでに放出されたのでありますか、それとも未だ放出されていないか、それから次の一億六千万円は本月中に是非とも出して頂くように、先月の特別委員会でお願いいたしましたときに、厚生大臣より、十一月一杯であればまだ十分期限もあるからというお話でございましたのですが、この点、一億六千万円は本月中に出して頂くものであるか。
尚本会議における淺岡議員への回答の中に、一世帯当りの七千円ということを厚生大臣は仰しやつたのでありますが、これは特に岡元議員からお願いいたしまして、少くとも三倍に引上げて欲しい、一万五千円ということをお願いしたいのであります。この七千円はすでに決定的なものであるか、それとも尚引上げられる見込があるか、この点お伺いしたいのであります。
又先日の厚生大臣の御回答によりまして、一般引揚者があの御回答を聞きまして、十六億円という問題につきましては今からそれだけのものが出るのだろうかというような、或いは新聞の記事の書き方が悪かつたのかも知れませんが、そういうふうに解釋したところもあるのでありますが、この点は政府当局におかれましても十分に考慮されまして、そうして、一般國民が間違いのないように解釋するように注意する必要があるのじやないかという点を指摘したいのであります。以上の点につきまして御回答を願います。