一松定吉の発言 (在外同胞引揚問題に関する特別委員会)
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○國務大臣(一松定吉君) つまり増額するということは、それらの事業資金では十分に思うだけの仕事ができないということが基本になるのでありますから、その意味において五千円を七千円に引上げる、こういう意味でありますから、第二次計画は、第二次に放出する金が残つておるから、それを放出してしまうまでは五千円であつて、それから後は七千円であるということはしない。やはりそれはいわゆす生活資金に必要であるという建前からやる。私は七千円ということに決まれば、ももすぐにその時に溯つてやるということが、これは正しいやり方だと、かように考えております。それから今あなたのお話の放出することを決めておる。それによつてこれらの受入れる人の方はそれぞれ計画を立てておる中に金が思うように來ないがためにこの計画は思うように進捗しない。御尤もです。そういうことのために政府は親心を以てそれだけのことをしてやろうと思つたことが、十分に受入れる方でそれだけの効果を挙げられんということでは、これはやはりどうも政府の責任でありますから、そういうことは成るだけそういうような遅滞のないように受入れる人は思うように政府から借入れて、予定のごとくこれを利用することができるように努力いたすということを申上げておきます。