岡元義人の発言 (治安及び地方制度委員会)
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○岡元義人君 今の政府委員の御説明に對しまして、私が疑問を抱きますのは、先程内務大臣の御説明もありました通りに、この度のこれは止むを得ない、いわゆる十六億四千萬圓という金をどうしても徴收しなければならない。而もこの十二月中に徴收しなければならないという性格を帶びておる、いわゆる一つの法案であると思います。然らば實際縣の地方の末端におきましては、できる限り取れるだけ取らなければならんという實状になりまして、最高額の枠が決められた法案でありますけれども、實際におきましては、今まででさえも事實地方におきましては、相當無理をして、戰爭犠牲者たちが税を拂わされておるのでございます。然るにこのような一つの性格を持つた大幅の引上げにつきましては、どうしてもこれらのものを除外してやるということは、恐らくできないと思うのでありますが、政府當局におきましてそれだけの親心を持つておられるということがありましたならば、何らかそういうような方に全然關係の及ばん方法を以て、この中に一つの附則なりそういうものを設けまして、私お示しになつた方がいいのじやないか、そうでない限りここではそういう工合に仰しやいますけれども、實際の地方末端におきましては、そういうことはうまく行かないということを私は申上げたいのです。