阿竹齋次郎の発言 (治安及び地方制度委員会)

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○阿竹齋次郎君 制限課税が少い、そうでしよう。これは制限内と雖もなかなかやかましい税金であつて、地方でこの税金を取るのが一番むずかしいのです。要するにこの税金は貧富の状況によつて、階段的に細かくできておらない、よそはどうか知りませんが、大抵三段か四段に分けております。だから十圓の人と十一圓の人との一圓の差ですけれども、特にその力において相違があつて、なかなかこの税金はむずかしい、一番貧困な階級でも相當取られておる、住民税という意味から行きまして。こんなことは餘計なことでありますけれども、この住民税が高くてびつくりして首を吊つた人があります。そういうことは冗談でありますが、このくらい大きい税金ですから、本當に貧乏しておつても五十圓も六十圓も、二十圓も三十圓も取られるのです、その後は冗談でありますが、そこでなんですが、これは徴税が一擧に取れるということになつております。これは一遍に取らなければならん。本當にえらい仕事である。生活保護をしなければならん、或いは貧因なものに對しては取らないようにということは御尤もです。これは法律がそうなつておるから當然やらなければならんことであります。そこで昨年は四十圓、今年は何百倍にもなると大分負擔がえらいだろうと思います。それからこれを取るには一番むずかしい、納税義務者が決らんからむずかしい、實はこの十月中に納税義務者を決定すると言いましたけれども、本當に課税するときにむずかしい税金である。他の獨立税は物件を根據としてやつておるから取り易い、その他の附加税と違つて、これは獨立税であり住民の頭割税である。非常にむづかしい税金がこんなふうに殖えるということは首つりが殖えはせんかと思います。

発言情報

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発言者: 阿竹齋次郎

speaker_id: 24936

日付: 1947-12-07

院: 参議院

会議名: 治安及び地方制度委員会