正木崇の発言 (電気委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○説明員(正木崇君) お手許に差上げてございます資料の二項、昭和二十二年度下半期ガス供給計画をお開き願います。これは十月以降の石炭の配当がまだ確定しておりませんので、一應の推定に過ぎないと御承知願いたいのでございますが、これは石炭が三千万トン出ました場合に、一体ガスにいくら石炭が配当されるであろうかということを計算しましたときに、百二十六万トンの配炭があるという見込になつております。それを基礎にして算定した数字が差上げました表であります。この中で一番問題になりますのは特殊需要でありまして、昨年の実績を基礎にして推定いたしました。果してこの程度に收まるかどうか。はつきり分りません。その他の工業用、公用、医療用、商業用、家庭用に強く影響して参りますので、非常に不安定な計画と言わざるを得ないのであります。この計画は一應地区は区別してございませんが、先程経済安定本部から説明がございましたように、ガスは東京、横濱、名古屋、大阪、京都、神戸の一部と、小倉、佐世保の全部は二十四時間の供給を特殊需要のためにやつておりまする関係で、その地区内にある一般需要は相当多量のガスが使える計算になつております。併しながらこの点につきましても臨時物資需給調整法に基ずきまして、昨年の十二月にガスの使用制限規則を出しております。それによりまして一メートル当り一ケ月の使用量を十二立方メートルというふうに制限してございますが、この計画によりますると、十二立方メートルも供給できないような状況になつております。併しこれは平均の数字でございまするので、その他の地区の供給を極度に減らすことによりまして、バランスを取るような計画になつております。この表の一番右側にメートルの個数がございますが、これは家庭用だけではございませんので、家庭用の供給見込をメートル数で割つただけでは、直ちに一戸の一メートル当りの供給見込量は出て参りませんけれども、大体の計算では一ケ月一戸当り供給立方メートルというのが平均になつておりまするが、それは只今申上げましたように、二十四時間の供給区域における供給量の関係で、薪炭との綜合配給の観点から、経済安定本部では二十四時間地区におきまする供給を、約三十立方メートル前後に抑え、その他の地区は四・三立方メートルに抑えるというふうに聞いております。併しながらこれは一應石炭の配給計画を基礎にいたしました計画でありまするので、石炭の輸送或いは出炭の影響を多分に受ける虞れがありまするので、二十四時間地区以外の地区におけるガスの供給見込量は、非常に不安定な要素を含んでおるということを、御承知置き願いたいのであります。

発言情報

speech_id: 100114841X00719470929_021

発言者: 正木崇

speaker_id: 15364

日付: 1947-09-29

院: 参議院

会議名: 電気委員会