木村武の発言 (電気委員会)

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○説明員(木村武君) 只今電力局長からのお話の如くでありまして、緊急停電の防止のためには、今のお話の如き措置によつて、或程度食い止めることができると思います。先程ちよつとお話しになりました地方におきまする電熱の割当のない地区の從量需要家の盗用ということが、防止されないのではないかというお話でございますが、この点はやはりそういう場合には、これは一つの違反でありまして、電氣の需給調整令の違反でございまして、最後には罰則がございますし、又その前段階としては、今度考えられている、相当高率な超過料金、或いはその次の手段として、電氣の配給停止といつたような措置で以て、事後的な取締でありますが、そういう取締の措置を講ずることによつて、或る程度防止できるのではないかと考えております。
 それから石炭の問題でありますが、下期百十四万トンの確保については、本年度のように、電氣が非常に逼迫した情勢においては、極力これを確保するように考えております。ただ御承知の通り、配炭計画そのものを我々存じておりません関係で、この数字上の確保ということについても毎期苦労しておるわけであります。特に十月分におきましても、我々の予定しておつた数字を電力面に載せるということについて、いろいろ異論がございまして、十分希望通りの数字が認められておりませんでしたが、これにつきましても、再三交渉の結果、或程度我々の希望に近い数字が昨日あたり決まつたようであります。
 それから今後の問題でありますが、今後もやはり外の産業との関係から、無條件に……この数字百四十万トンそのものが今年度のこのような事情の場合には、尚不足するということも出て來るのでありますが、そういうものも無條件に確保するということは簡單に考えられないが、併し最近のいろいろの折衝のことからいたしまして、來月以降大体この数字程度は、我々の努力如何によつては、少くとも確保できるのではないかという大体の自信を持つております。殊に今期は非常に冬向の取つつきでありまして、可なり電力用炭の配当については苦労したが、來期以後は相当な数字を大体予想しておりますし、それから現在において日本が非常な異常渇水等のために、電力上の大きな危機にあるということも認めておりますので、今後電力用の配炭については、段々我々としては期待を持つてよい状況になつて行くのではないかと考えております。

発言情報

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発言者: 木村武

speaker_id: 32970

日付: 1947-10-18

院: 参議院

会議名: 電気委員会