原口忠次郎の発言 (電気委員会)

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○原口忠次郎君 それでは私が百十號の請願の紹介議員でありますから御説明申上げます。これは水力發電工事の問題でございますが、今年の第二四半期のセメントの配給量が各現場で非常に少くなつたということに起因いたしまして、セメントがこんなに少くなつたのだから、今後の工事は、修繕も、新しく取り掛つている工事も全部中止されるのではないかというようなことが巷間に傳えられ、非常に危惧の念を、工事をやつておる者が起したわけなんです。それで御承知の通り水力發電工事場は非常に不便な土地で、いろいろな仕事をいたしますのに相當な設備をされている。而もそういうふうな邊鄙な所に、特定な勞働者が入つて仕事をしておるものが、若し中止をされますと勞働者自身が非常に困るのみならず、將來の發電事業が非常な困難に陷る、こういうことを危惧いたしまして、その工事を擔當しております者は、日本建設工業會傘下の有力なる土木請負業者でありますので、この日本建設工業會が主となりまして、今申しましたような仕事が中止になるようなことがないように是非やつて頂きたいというのが主眼でございます。私は今年の夏、黒部川の發電工事を拜見いたしましたのですが、少しばかりのセメントがあれば非常に電力が出るような修繕工事が非常に多いのであります。そういう所に僅かのセメントが配付されないということは、非常に困ることでありますので、どうしてもセメントをもつと殖やして貰いたいという聲が、現場でも非常に多かつたのであります。そういうようなことでございますので、この陳情は、發電の仕事についての修繕工事は、計畫通り進めて貰いたいというのが主眼でございます。大體以上のような状況でございます。

発言情報

speech_id: 100114841X00919471111_002

発言者: 原口忠次郎

speaker_id: 17116

日付: 1947-11-11

院: 参議院

会議名: 電気委員会