林誠一の発言 (電気委員会)
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○專門調査員(林誠一君) 只今の御質問に対しましては先ず火力の動員、これにつきましても、政府としましては電力局長も現地に出張しまして、これが促進について努力をいたしておりますし、この間委員長が視察においでになつた時のお話でも、又現地からの発電関係の説明員が参りました時のお話からしましても、数字はちよつと記憶いたしませんが、この冬までに二十一万キロでしたかの火力発電を可能ならしむるように準備を整えておると申しますから、火力の発電の復旧につきましては、今後も勤労者物資その他食糧加配という別途の面の援助を今後続けまして、恐らく只今の計画の程度は行くじやないかと思つております。
ついでに申上げますが、只今の計画というのは、ほんのこの冬を乘り切るだけの程度のものでありますから、この冬一月乃至二月に復旧いたしますものはほんの仮の手当というふうに考えられますので、永久的な解決につきましても今後もなほ政府の努力を要することと考えております。
それから第二の、本州方面よりの電力の送電を増加するという面は、これは恐らく現在三万五千キロ程度の能力しかございませんから、現在以上のことは差当り本当の目標ではできないかと思います。これも將來の考えとして、やはりその線に沿いますならば送電容量の増加というようなことを新たに計画しなければいけないと思いますが、差当りの計画の程度は参ると思つております。
それから第三の適正配電と電力の消費合理化ということにつきましては、先般來消費規正の規定が出ておりますし、他面、電力危機突破の運動方面で民間の協力も得られますならば、これは浸透の程度の問題でありますが、或る程度の改善は見るじやないかと考えております。