上山顯の発言 (労働委員会)
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○政府委員(上山顯君) 最初の職員の地位安定をいたしまして、こういう業務に專心させなければならんということにつきましては、御意見は誠に私同感であります。やや内論話になりますが、最近職業安定機關の機構がたびたび變りましたり、それから基準局でございますとか、いろいろ新な勞働官署ができましたために人事の異動が甚だ激しかつたこともございまして、若干氣分が落付いてなかつた氣味が見えました點を私達非常に遺憾と思つているのであります。今度安定法によりまして職業安定所というものもはつきりしたものになつた次第でございまして、この際本當に落付いた氣持で勉強して貰いたいということを地方の職員にも要望している次第であります。御趣旨の點は十分氣を付けたいと思います。
それから委員會に婦人を入れるという點でございますが、事實問題といたしまして、そういう點は今後十分氣を付けて參りたいと存じます。ただ法律の上におきまして少くとも一人以上と書くのもどうかというようなこともございまして、法律の上には書いてございませんが、運用によりまして十分氣をつけたいと思つております。
それから委員長の點でございますが、實はこの安定法全體といたしまして、相當こまごまむしろながながと法律の中に書いてくるような次第でございまして、只今の委員長の點等につきましては、實は政令の方で規定をいたしたいと、かように考えているわけであります。
それから委員會の實費辨償の點でございますが、實は中央職業安定委員會、都道府縣職業安定委員會、特別地區職業安定委員會、これにつきましてははつきり置くということになつておりますので、近く帝國議會に提出になりまするところの追加豫算におきましても、或程度の豫算をこちらへ取ることに相成つております。それから地區の安定委員會につきましては本年は追加豫算で緊急止むを得ないものだけということになつておりまして、實は今度も追加豫算では只今のところでは十分に考えられていないのでございますが、今後におきましては地區職業安定委員會につきましても十分の豫算を取りまして、是非實費辨償等については遺憾のないようにいたしたいと思います。