栗山良夫の発言 (労働委員会)

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○栗山良夫君 只今の委員長の御指名によりまして、過日小委員会に付託となりました労働委員会関係の請願書並びに陳情に関する審議の経過を御報告申上げます。この度小委員会に付託になりました請願書並びに陳情書は請願請第四百五号、請第四百二十一号、同じく四百五十五号、同じく四百八十三号、同じく四百六十五号、同じく五百十九号、同じく五百二十三号、陳情関係、陳第二百五十二号、同じく三百四十三号、同じく三百四十四号、同じく四百四十五号、同じく五百三十号、同じく五百四十二号、同じく五百六十三号の、その他に追加に相成りましたものに陳情の第三百四十三号及び陳第五百六十三号でございます。
 小委員会は十一月の十八日、十一月の二十一日、十一月の二十二日の三回を以ちまして愼重に審議をいたしました。今度の請願書並びに陳情書に関しましては、一應この労働委員会に御報告し、労働委員会で御決定を願いたい議がございますので、詳細なる御報告を申上げる前に、先ずその点に関して意見を申上げたいと思うのであります。今度の請願書、陳情書の中で陳情書の方でございますが、第三百四十三号に企業再建整備その他に関する陳情、陳第五百六十三号各縣吏員の暫定加給国庫補助等に関する陳情、この二件の陳情書は小委員会で審議いたしましたが、企業再建整備その他に関する陳情に関しましては、この問題は当然財政金融委員会で取扱われるのが妥当ではなかろうかこういうことに意見が一致したのであります。又各縣吏員の暫定加給國庫補助等に関する陳情につきましてはこれは九州の各縣の議会の議長、副議長の会議におきまして國政に関する各般の問題について陳情書が一括して織り込まれておるのでありまして、その中で労働委員会に関係するものは第一号の各縣の吏員の暫定加給國庫補助第八号の農業技術員の國庫補助の増額、この二件でありまして、あとのものは他の委員会にて処理されるのが適当であろうというような内容のものなのでございます。
 この問題につきまして小委員会といたしましたは今後請願書並びに陳情書を最も愼重に扱い、而も國民の要望を議会において十分に採り上げ國政に反映すべきものはその措置を迅速に而も丁寧にするというのが建前でなければならないのでありまして、そうするためにはやはり國会の委員会において最も適当なところで審議されるのが妥当である。若しこれを不適当な委員会で持ちまして或いは審議未了に終るというようなことがあれば、國民に対して申訳がないことだという工合に感じまして、小委員会といたしましては陳情の第三百四十三号につきましては、これは一應この陳情書を議長に返上申上げる、そうして財政金融委員会に改めて御付託を願うというようなことがよろしくはないかということに御意見が一致したのであります。又陳情第五百六十三号におきましては労働委員に関係するところの内容のものは一應審議をいたしましてその他のものはやはり一部分割にはなりまするけれども、議長に返上いたしまして、それぞれの委員会に適当に御付託になるのが途ではないか、こういう工合に意見の一致をいたしたのであります。併しこのことは國会法にも関係があることでございますので、本委員会において愼重に御討議を頂きまして、そうして御決定を頂きたいというのが小委員会の意見であつたのであります。ただここでちよつと御参考までに申上げまするが、若し法規によりまして、議長に返上することもできない。こういうことになりますると、勢い審議未了というような形が残るのでございまするが、こういうことになりましては、先程申しました通りに、法に縛られまして、そうして國民の意見が十分に採り上げられないというようなことに相成るやと懸念をいたすものでありまして、この間の事情をよく調査いたしまして、最も國民の意見を國政に反映し得るような途を是非とも講じて頂きたいと思うのであります。只今請願書並びに陳情書の付託は議長からなされるわけでありまするが、外の委員会においても恐らく今回労働委員会が当つたと同じような問題に当面しておられることと思いますので、本労働委員会の結論が一應つきましたならば、やはり労働委員会といたしまして、議長に今後の取廻しにつきましても、御協議を願つた方がよくはないか、こういう工合に考えたわけであります。一應次の各請願書、陳情書の御報告を申上げる前に、この点について然るべく御決定を頂ければ幸いだと思うのであります。

発言情報

speech_id: 100115289X02319471127_002

発言者: 栗山良夫

speaker_id: 24197

日付: 1947-11-27

院: 参議院

会議名: 労働委員会