栗栖赳夫の発言 (予算委員会)

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○栗栖國務大臣 昭和二十二年度一般会計予算補正(第十二号)、及び昭和二十二年特別会計予算補正(特第六号)について御説明申し上げます。
 この補正予算はさきに政府職員に対しその給與の一箇月分に相当する一時手当の支給に関しまして、昭和二十二年度一般会計予算補正(第十号)及び昭和二十二年度特別会計予算補正(特第五号)として御協賛を得て成立いたしましたが、今回さらに給與の一箇月分に相当する額を、一時手当として支給することといたしました。これに関しまして、必要な経費等につきまして、補正予算第十二号及び特第六号といたしまして提出いたした次第であります。
 まず一般会計予算補正について申し上げます。この補正予算第十二号の歳入歳出は、おのおの三十四億七千四百九十余万円の増加でありまして、これをすでに成立いたしました昭和二十二年度予算額二千九十三億八千二百八十余万円に加えますと、二千百二十八億五千七百八十余万円と相なるのであります。この補正予算の内訳を申し上げますれば、政府職員に対し特別の一時手当支給に必要な経費として、一般政府職員に対する分五億九千四百六十余万円、地方公共團体補助職員に対する分三千六百九十余万円、地方警察職員に対する分一億一千九百六十余万円、義務教育職員に対する分二億九千八百四十余万円、計十億四千九百六十余万円、厚生保險及び農業共済再保險特別会計所属職員に対する特別の一時手当支給の財源の一部を、一般会計において負担するため四百六十余万円、大藏省予金部、國有鉄道事業、通信事業、簡易生命保險及び郵便年金の各特別会計の関係職員に対する特別の一時手当支給に必要な経費の財源について、当該会計において調達し得るものを除き、一般会計より繰入れるため大藏省預金部特別会計へ繰入れ九千六百二十余万円、國有鉄道事業特別会計に繰入れ九億九千三百余万円、通信事業特別会計へ繰入れ五億余万円、簡易生命保險及び郵便年金特別会計に繰入れ九千百三十余万円、計十六億八千七十余万円、政府職員に対し一時手当支給に伴いまして増加する所特税の收入の一部を、地方公共團体に分與するため、地方分與税分與金特別会計へ繰入れ一億九千三十余万円、地方公共團体の財政の実情に鑑みまして、地方費支弁の職員に支給する特別の一時手当の財源を、地方公共團体に貸付けるために十三億九百六十余万円、合計四十二億三千四百九十余万円を追加いたしますのと、貿易資金繰入れの既定予算につきまして、七億六千万円を修正減少をいたしまして、差引補正増加額三十四億七千四百九十余万円と相なつておる次第であります。この歳出予算補正増加額の財源といたしましては、所得税収入の増加八億円、タバコ賣渡し價格の改訂による專賣局益金の増加二十六億四千五百二十余万円、前年度剰余金二千九百七十余万円と相なつております。次に特別会計予算補正(特第六号)について申し上げます。特別会計予算補正は、地方分與税分與金特別会計ほか十七の特別会計に属するものでありまして、その予算補正額は、各会計を合計いたしまして、歳入四十八億三千百七十余万円、歳出二十一億九千百五十余万円の増加と相なつております。この歳出増加の内訳は、政府職員に対し特別に一時手当支給に必要な経費十九億六千六百十余万円、右の一時手当支給財源として、他会計または他勘定へ繰入れ一億九千百七十余万円、地方分與税分與金の増加一億九千三十余万円、合計二十三億四千八百二十余万円を追加いたしますのと、既定の予備費予算等を一億五千六百七十余万円修正減少いたしまして、差引き二十一億九千百五十余万円の増加と相なる次第であります。右のうち國有鉄道事業特別会計工事勘定、所属職員及び通信事業特別会計建設勘定所属職員の特別の一時手当支給に必要な経費の財源は、これを公債金收入によることといたしました。その金額は國有鉄道事業特別会計におきまして六千六百八十余万円、通信事業特別会計におきまして三千五百四十余万円であります。以上をもちまして昭和二十二年度一般会計予算補正(第十二号)及び昭和二十二年度特別会計予算補正(特第六号)の説明といたします。
 なお本補正予算は、成立の上は、先に前國会において成立いたしました一般会計補正予算(第十号)、及び特別会計補正予算(特第五号)と相まち、官公職員に対しこの際二箇月分の一時手当を支給し得ることとなるのであります。中労委裁定にかかる残りの〇・八箇月分につきましては、別途財源を用意し、できるだけ近い機会において支給し得るよう取計らう考えであります。いずれこれに関する法律案及び予算案を当國会に提出し御審議を願う考えであります。以上の次第でありますので、本案につきましては早急に御審議の上、御賛成あらんことを御願いいたす次第であります。

発言情報

speech_id: 100205261X00119471211_026

発言者: 栗栖赳夫

speaker_id: 26004

日付: 1947-12-11

院: 衆議院

会議名: 予算委員会