野田哲五郎の発言 (農林委員会)

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○野田説明員 十月十五日の調査につきましては十一月の二日に公表されたのでありますが、当委員会におきまして御説明を申し上げる機会を失しておりますので、この機会に簡単に説明をさせていただきたいと思います。
 現在におきまして水陸合計で六千二百七十万石という収穫予想を出したのでございます。これを九月十五日現在の試算収穫高六千四百六十三万石に比較いたしますと、百九十万石の減少ということになるのでございます。この百九十万石の中の減少のおもなる原因は、九月十五日以降に襲来いたしました台風十四号及び十五号の被害でございます。これはその後の九月十五日現在において被害をとらえますと、約百五十万石に相なる次第でございます。従つてその他の一般的な気温の低下、あるいはうんかの発生等によりまして生じました減収は四十万石、厳密に申し上げますと四十四万石ということになるのでございます。これを指数で申し上げますと、九月十五日現在におきまして水稲は九八でございましたのが、十月十五日におきまして九五というふうに三%の減少を示しております。この中で著しく減少いたしましたのは、北海道が指数七〇から六〇に減つたことでございます。なお東海、近畿、中国、四国、九州というようなところがかなり減少を示しておりまして、その他の地域におきましては、地域的には若干の相違がありますけれども、ほぼもち合いというような状況でございます。
 陸稲につきましては、九月十五日の指数が八三で、十月十五日がまた八三で、全国的にはもち合いを示しておりますが、これを地域的に見ますと、関東地方におきまして八五から八九に若干の作柄の好転を示しております。一方九州におきましては、七三が六四というふうに非常に激減しておるのでございます。この陸稲につきましては、主産地が関東と九州であります関係上、この二つの数字が大体全国を支配するというふうに御解釈を願いたいと思います。非常に簡単でございますが一応御説明を申し上げた次第であります。

発言情報

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発言者: 野田哲五郎

speaker_id: 3999

日付: 1954-11-13

院: 衆議院

会議名: 農林委員会