小笠原三九郎の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○小笠原国務大臣 予算を編成いたしますときには、大体予算編成当時の価格で物を見たわけでございます。これはいつもそういうことになつておりまして、それで見ましたわけですが、その後佐藤さんも御承知の通り、大体卸売物価で四〇%以上下つて参りました。それから小売物価で——私はここに岡崎の商工会議所で発表したものを持つておりますが、それによると自由価格の分は約一割も小売価格で下つております。あなたの名古屋でもこれはよくおわかりでしようが、もう一割下つておるものもありましよう。ここにこまかい数字もありますが、岡崎の商工会議所の方で発表した報告によりますと、約一割下つております。そういうぐあいでありまして、この調弁価格その他に相当経費の節減をし得る余地があるのではないか。従つて私どもは、この予算を実施する場合にあたりまして、できるだけ保安庁その他の調弁価格も安くする、すべての注文品を安くして、そうして物価引下げにも役立つことですから、それを見込みますと、いわば物件費、施設費等で五分ないし一割ぐらい減少し得るものが相当出て参ります。それらを一応実行予算で見ようと思つておりますが、しかしそういうふうに見にくいものもあります。こまかく言いますと、たとえば病院の費用というものはいくら下つて来たつて減するわけに行きません。従つてそういうようなこともありますので、こまかく今いろいろ検討いたしておりますが、大体物価の値下りを五分ないし一割と私ども見込んでおりましたが、年度内にはまさにそれくらいの値下りが確実に見込まれる情勢になつて来ましたので、従つて物件施設費等で相当実行予算の面では節約をいたしたい、かように考えておる次第でございます。

発言情報

speech_id: 101905261X03319540603_011

発言者: 小笠原三九郎

speaker_id: 23047

日付: 1954-06-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会