小笠原三九郎の発言 (予算委員会)
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○小笠原国務大臣 ただいま申し上げました通り、私どもといたしましては国際収支改善の目的を達するまでは、やはり今までのいわゆるデイスインフレ政策浸透をはかつて参らなければならぬと考えております。しかしながら御懸念の中小企業者に波及することは、極力避けたいと考えておりますので、さしあたり措置したことは今のようでございますが、今後どうしてもさらに措置する必要が起つて参りますれば、これはあらためて十分の検討をしたいと思います。しかし私どもはこの一日と二日と地方財務局長会議を開きまして、地方の実情を相当報告を受けまして、いろいろ検討をしおるのでありますが、少しところによつては行き過ぎの影響が出て、健全なところでも多少の不自由を感じておるようでありますが、大体今まで少しだらだらやつて来たというようなところにその影響が多く出て来ているようで、健全なところはそんなに影響が出ておるとは、まだ私どこの局からもそういう報告に接しておりません。しかし今後は情勢に応じて——これは政治というものは情勢に応じていろいろな施策をするのが当然でありますから、それは考えます。しかし問題は何としても国際収支という元ができなければ、どうしたつて日本の経済というものは健全になることができないのでありますから、その元を貫くためには少々皆さんの中に御不自由な方があつても、ごしんぼういただくほかはない、かように考えている次第であります。但しできますだけの措置を政府としては講ずる考えを持つております。