小笠原三九郎の発言 (予算委員会)

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○小笠原国務大臣 過日ある新聞に為替安定資金のことがちよつと書かれておりましたり、またその後ちらほらそんな話も聞きましたので、一体どこにそんな話があるのかと思つて、実は私もいろいろ探つたのでもりますが、あまり根拠のある、根底のある話ではないようであります。もちろん私どもといたしましては、三月末で八億二百万ドルのものを持ち、四月は昨日申し上げましたように、減少額がきわめて少くなつて参つております。国際収支は漸次改善を見つつある状況でございますので、いわゆる為替レート堅持という方針はあくまでこれを貫きますが、今ただちに為替資金を必要とするというような事情には置かれておりません。しかし念のため申し上げておきますと、八億二百万ドル、その後若干四、五百万ドル減つておると思いますが、そのうちにはインドネシア、朝鮮等に対するこげつきの分もありますけれども、本年のように輸入貿易二十億というふうに考えますれば、正常なる貿易をやつて行くのになお余りがあるくらいであります。しかし余りあるうちから考えて行かなければいけませんので、二十八年度の為替国際収支の現状等から、こういう比較的きついと言われる政策を行うのも、やむを得ぬということになつておるのでございますが、ただいまのところ、為替資金不足で不自由するというようなことはないと見込んでおります。なお昨日も川崎委員にお答えした通り、二十九年度大体一億ドルという見込みをしておりますが、あるいはもう少し以内にとどめたい、こういうふうに私どもは考えております。

発言情報

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発言者: 小笠原三九郎

speaker_id: 23047

日付: 1954-06-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会